高橋大輔さんが二度目の競技引退をしてから1年が過ぎました。

引退の寂しさを感じる暇がないぐらいの活躍ぶりでしたね。

なんといっても凄かったのが滑走屋。氷爆2023で垣間見えたプロデューサーとしての才能が滑走屋で爆発した感じです。

 

ファン同士の対立?

ただ、ファンのSNSを見ると今の彼の在り方を楽しめていない人たちもちらほら。楽しめている人たちと楽しめていない人たちの間で直接やりあったりは見かけないけど、エアリプっていうんですか?互いに嫌味を言うみたいな投稿も見かけます。ファン同士の対立まではいかなくても、お互いにもやもやしているのを感じます。

 

半減か倍増か

私は言うまでもなく楽しめている派です。

でも楽しめない派の人の気持ちも理解はできます。

 

高橋大輔は一人しかいない。

パフォーマンス出来る時間、機会は限られている

その貴重な時間をアイスダンスに奪われている

(自分にとって)楽しみは半減以下

 

楽しめている派

アイスダンスによってパフォーマーとしての引き出しや魅力が増えた

シングルもアイスダンスもグループナンバーも全部素敵

楽しみは倍増

 

この差は大きいですね。

楽しめない人は気の毒だと思います。

 

「ソロが見たい」は共通の願い

氷爆や滑走屋など大輔さん自身がプロデュースするショーではソロ演技ありですが、ゲスト出演するショーでは現状アイスダンサーとしてのオファーがメインなのでもっとソロが見たいとフラストレーションを感じるのも理解できます。

 

ただ、アイスダンスが嫌な人たちだけがソロを見たいわけじゃありません。かなだいのアイスダンスが好きな人たちだってほとんどが元々シングルスケーター高橋大輔のファンですから、みんなソロは見たいんです。高橋大輔単体は興味ないけどかなだいは好きっていう人もいなくはないですがごく少数。「ソロだけが見たい」のか「ソロも見たい」のかの違いはあるけどソロが見たいのはほとんどのファンの共通の願いだと思います。

 

本人がやりたいのはエンターテインメント

でも大輔さん本人がやりたいことはエンターテインメント。表現することにおいて高橋大輔は貪欲なんです。現役復帰したのもアイスダンスに挑戦したのもショースケーターとしてのスキルを上げるためですよね。そして、彼のやりたいこと、やれることは年々拡大していっています。シングルだけでなくアイスダンスも、スケートだけでなく芝居や歌も、演じるだけでなくプロデュースも。自分が滑るだけでなく後進の指導や育成も。出来ないやらないと言っていた振付も。

 

客観的に見て彼がやりたいことにとってアイスダンスは大きなプラスです。パフォーマーとしての技術や表現プロデューサーとしての能力アイスダンスを経験したことによって大きくレベルアップしたということは否定できないと思います。

 

 

嫉妬というやっかいな感情

それでもアイスダンスを否定する人がいるなら、それは嫉妬としか説明がつきません。プライベートであれお仕事であれ、推し(男性)と女性が絡むのを許せない人、これはどの世界にもたくさんいます。特にアイドル界隈はそうですね。お仕事で女性と絡むだけでも阿鼻叫喚。交際相手や結婚相手が発覚したときどうするか。

 

・ファンをやめる(他に推しを見つける)

・(もやもやしながら)ファンを続けるが課金を減らす

・お相手を攻撃する

 

だいたいこのパターンになるかと思います。

 

フィギュア界では羽生くんが突然の結婚発表で、宇野くんが交際宣言で↑の全てのことが起こっていたようです。ファン離れに慌てた羽生くんは3か月で離婚。宇野くんはファン離れを気にせず堂々と交際。(ガチ恋)ファンから見れば羽生くんのように別れてくれた方が嬉しい(実際離婚で戻ったファンもいるらしい)かもしれませんが、交際相手を大切にする宇野くんの方が世間一般からの好感度は高い。

 

大輔さんの場合はプライベートのパートナーではないので一緒にするなと怒られるかもしれませんが、氷艶の哉中ちゃんの配役とあらすじが発表されたときのアイスダンス否定派の人の反応は私には嫉妬にしか見えませんでした。

 

嫉妬自体は自然な感情なので非難するつもりはありません。ただ、↑に書いた3つ目の「お相手を攻撃する」だけはやめてほしいですね。一時的なストレス解消になってもなんの解決にもなりませんから。

 

 

楽しまなきゃ損

ソロも見たいからもうちょっと割合を増やして」は言っていいと思う。でも活動の幅を広げていきたい人に対して「私の見たいものだけ見せて」と言っても無駄だと個人的には思います。

 

氷艶のお稽古がいよいよ本格的に始まったようです。PHPに載ったインタビューで大輔さんは「今回はスケーターとしてだけでなくセリフのある役者として出演します」と言っています。初回の本読みで真っ赤になっていた前回と違って今回は頼もしい座長になること間違いなし。高橋大輔の才能はフィギュアスケートだけに留まらない。楽しまなきゃ損ですよ。

 

 

 

 


 

 


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