「かなだいのキセキ」読みました。
以下ネタバレが少しあります。
私たちはリアルタイムで二人の活躍を見てきたわけですが、これまでも悪いこと、大変なことは後から知ることが多かったですね。例えば1年目に大輔さんが肋骨にヒビ、哉中ちゃんが脳震盪を起こしていたこととか、3年目のスケアメ直前に（ハリケーン、哉中ちゃんの怪我だけでなく）大喧嘩してたとか。大輔さんの膝の状態も引退会見で初めて明かされました。
今回（フレンズ＋でもちらっと言及がありましたが）出てきたのは二人が組むことに関して反対意見があったということ。もちろんあって当然（上手く行く保証はなかったし、女性と組むのが嫌な人、シングルが見たい人などもいた）なんですが、それを本人たちに直接伝えた人がいたと。
そういうネガティブなことを一切表に出さずに素晴らしい結果を出して終わってくれたことに対して私は二人に感謝したいと思います。もし、一年目の怪我のこととか（表に出ていることは別にして）知っていたら「やっぱりやめた方がいいんじゃないの？」と思った人も多かったかもしれません。納得できないこと（全日本の採点や北京選考）もあったけど、応援する側としては楽しく充実した３シーズンでした。
あの美しい演技とオフアイスの楽しそうな笑顔の裏には、壮絶な努力と忍耐の日々があったんだなと今回改めて知りました。配信などでハードなトレーニングの様子は見せてもらっていましたが、実際にはもっと激しい才能と才能のぶつかり合いがあったんでしょうね。もちろん二人だけではなくコーチ陣を初めとする多くの人の協力があってのことだと思いますが。
最後にはNUMERO TOKYOによる素敵なグラビアも。
大輔さんは10年ぐらい前より若返ってるし、哉中ちゃんはますますあか抜けて美しくなっていますよね。引退は寂しいけれど、これからの二人の活躍を予言するような素敵な写真ばかりです。アイスダンスの試合を観るたび「かなだいがもし続けてたらこのぐらいの順位かな？」とか考えてしまう自分もいますけど、次のステージに進むためには引き際も大切。
個人的には日本で開催された試合のほとんどを生観戦出来たこと、なんといっても上から下まで満席のさいたまスーパーアリーナで最高の演技をする二人を見られたことが一番幸せでした。
来週は滑走屋。私は前泊して初日の公演を観る予定です。コロナがまた流行ってきているようなので皆さん体調には気をつけて楽しみましょう。出演者のみなさんも絶対に感染しないように気をつけてほしいですね。
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