性別違和は深刻な問題です。
しかし、子ども達がどんなに訴えてもなかなか伝わらない、自分の親にすらその辛さが
わかって貰えぬ難しさがあります。
昨今多数の方達が情報を流し、啓蒙や周知に力を入れていますが、それでも依然として
トランスの人々をネタにした揶揄や侮辱をする人々がおり、腹立たしいばかりです。
2018年には、お茶の水女子大のトランスの女子の入学受け入れ発表があった際に、
作家の百田尚樹は「自分も勉強して女子大に入れる」と揶揄したり、その後も
「心が女と言えば、女子トイレや更衣室、女風呂に誰でも入れる」と言う様な悪質な
発言を繰り返しています。
そして今日はこちら、高須克弥のツイート↓
僕が会員のゴルフ倶楽部の女性コンペに試しにエントリーしてみました。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) June 15, 2024
もちろん断られました。
「僕の心は女性だぞ。差別するのか」と僕。
「倶楽部の偉い方に聞いてきます
」
「やっぱりダメだそうです」
「差別するのか」
「はい。差別させていただきます」
これが品格のある正しい対応です。… https://t.co/uzwrRjVtA2 pic.twitter.com/KEzaMEQJcd
こういった揶揄に多数の人が賛同しているのを見ると、絶望を感じます。
性別違和を訴える子ども達の悩みは深刻であり、自殺率も非常に高いです。
トランスの人々を笑いのネタにし差別を煽る先には、そこに傷つき苦しむ子ども達が
いることを知って欲しいです。
こちらの動画では、親に否定されたトランスの子ども達のメッセージを紹介しています。
仮に、自分の親が百田氏や高須氏の発言に同調していたら、どれほど子ども達が、恐怖や
絶望を感じるでしょう。