まず、最初に習うのが、地紋彫りです。
これは、仏像の台座などによく見られる花菱模様です。
基本的に、左右の小刀しか使いませんが、色々な使い方を学びます。
木目には、順目と逆目があり、それに沿って彫る為に、
小刀を使い分けます。
大雑把に順番を書くと、
①曲尺や定規等を使いながら、鉛筆で模様を書く
②菱形の縦方向、横方向の下絵を小刀で切り込みを入れる
③順目方向を小刀(左)で削る
④逆目方向を小刀(右)で削る
⑤V字の溝をつける
⑥模様を付け加える
⑦中心の菱形を削る
です。
次回はもう少し詳しく。