親愛なる皆様
おはようございます。
先日のモーニングメールで描いた<働かない自慢>の
続編を書きたくなったので描く。
ただ、少々時代にそぐわない不適切な表現が時折出て
くると思いますが、誤解を恐れずに描きます。そして、
最後までしっかり読んで頂くとその意図と真意が理解
して頂けると思いますので、どうか最後までお付き合
いください。
残業80時間が過労死ラインとは、誰が何故決めたのか?
80時間残業したら過労死してしまう?人間はそんな軟(ヤワ)か?
中には軟な人もいるでしょう、ならば、軟な人やそんなに
働きたくない人と、沢山働いて稼ぎたい人とは区分を別に
すべきだと思うのですが、、、
100時間残業しても活き活き仕事をしている人も沢山います。
一方30時間の残業で不平不満を口にしている人もいます。
要は、①主体的に働いている人と②働かされている人の違い。
上記①の人は、夢や目標、ビジョンを頂き、それに向かって
活き活きと働いている人で、②の人は夢も希望もなく働かさ
れている人。
同じ会社で、同じような仕事内容で、上司も同じで、
待遇もほぼ同じ、にも拘わらず、有り難いと云い活き
活き働いている人と、不平不満を口にしながら辛そう
に仕事している人。。。
これは明らかに会社や仕事内容や上司や待遇に問題が
あるのではなく、その人の捉え方に問題があることが
分かる。
あ、誤解をされては困るので、伝えておきますが、
我が社は法令遵守の為に、時間超過防止の定点チェック
機能を全拠点統一で設けている会社で、決して法令を
無視して「ガラガタ云わんと働け!」というブラック
企業ではありませんので、念のため。
この国で仕事をしている以上、この国の法律は守らねば
なりません。されど、何故?という法が制定されたり、
改正されたり(改正とは、正しく改めることだが)、、、
働く日数を減らし、働く時間を縮め、経済の衰退を嘆いている。
戦後の日本が奇跡的な経済発展を遂げたのは国民がよく働いた
からに他ありません。人口が減少し、労働人口も減りそれに加え、
働く日数も時間も減らせば、そりゃ経済は衰退するに決まって
るじゃないか!
労働時間を短縮させる一方で、セカンドワークを推奨している。
我が運送業の事例で云うと、事故防止安全を最優先に考えた
運行体制を組み立てているにもかかわらず、セカンドワークで
疲れた顔した乗務員が出勤してくるわけです。
現場ではこんなことが現実に起きているのです。
にも拘らず、現場のことは全く理解していない、
現場のことを知らない役人たちが法律を作っている、
これからも、それは変わらないでしょう。
2024年問題と云われてきた労働法改正は既にスタート
しています。加えて毎年の最低賃金アップ、
社会保険制度の改正・・・これらを「中小企業潰し」と
揶揄する声も聞こえてきます。
否、揶揄ではなく、とても現実的です。
働いて働いて働いて、この国は豊かになった。
(勿論、経済発展にも光と闇はあるが)
でも、今は、出来るだけ働かないように、
働く時間が短い会社、休みの多い会社が良い会社、
働くことがあたかも悪かのように、
働かないこと自慢・・・
どこか、おかしい。
そんな時代潮流の中で、
我々、正しく中小企業の経営者は、潰れない(潰されない)
会社、大きさではなく強い会社を創ること、
それを常に念頭に置き経営活動をして参ります。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝