出て行く人と送り出す人へ:後編 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん

おはようございます。

 

一昨日は<前編>にて、、、

今年に入ってから、懇意にしている会社のナンバー2

の立場、所謂大番頭格が離職するという出来事が相次

いでいる。激変、激動、受難の時代に、より強く繋が

らなければならない時代であるはずなのに、、、と

いうお話を描かせて頂いた。

 

そこで、老婆心ではありますが、

離職が決まった幹部さん、離職を考えている幹部さん、

その会社の社長さんへ(所謂出ていく側と送り出す側へ)

私自身の経験において、また他社の様々な事例を観させ

て頂き、感じていることや出来ることならこうした方が

いい(というかこうしない方がいい)ということなどを心

を込めて(自分への戒めも込めて)綴りたいと思います。

 

●出て行く人へ

・会社や上司の愚痴や悪口を他人に云わない

(思っていても口に出さない)

・在職中にリクルート活動や次の仕事の準備をしない

(今の時代には全くそぐわない考えということも承知)

・現在の会社の顧客に手を出さない

(顧客からそう云われても)

・現在の会社の社員(部下)を連れて行かない

(部下が来たいと云っても)

・上司、顧客、取引先、事業所に丁寧な御挨拶をして回る

(胸の内がどうであれ、感謝の言葉と品を持参して)

*上記の中にはなかなか難しいこともあるのは承知の

うえですが、できることならそうした方がいいです。

 

●送り出す人へ

・辞めていく人、辞めていった人の愚痴や悪口を云わない

(思っても口に出さない)

・退職金など可能な限り手厚い待遇で送り出す

(胸の内がどうであれ)

・在職中から次の仕事の準備をするよう促してあげる

(次の仕事の準備をするかしないかは本人が決めること)

・顧客や社員を連れて行っても恨まない

(自分がその程度の関係性しか築けなかったと潔く諦める)

・間違っても辞めていく人の未来を阻むような行為はしない

・送別会もしくはそれに代わる何らかのセレモニーを行なう

 

●出て行く人、送り出す人双方へ

・引き続き仲良くする

 

お堅いこと、難しいこと、しんどいこと、耳や胸が痛いこと、

などなどなど沢山書きましたが、、、

かくいう私も24年前、16年務め常務で営業本部長の

立場でありながら退職し起業し会社の代表となり、

その後は長年の間に幹部が退職していったこともあり、、、

つまり出て行く側も送り出す側もどちらも経験している

過程の中で、先述の内容の中にはちゃんちゃらおかしい!

どの口が云うてんねん!と思えるような、

私自身出来なかったこと、逆にやってしまったこと、、、

どちらもある。

 

でも、故に、だから、分かることがある。

そして、これはその時にはなかなか分からない。

長い時間をかけてその答えは必ずカタチとなって現れる。

ただ、そのカタチが因果であることに気づけない人が多い、、、

 

でも、断言できる。

最後の出て行き方と送り出し方は見事に

その人の人間性を映し出します。

 

前編、後編、2回に分けて<出て行く人と送り出す人へ>

を描いてまりましたが。。。

そうは云っても現実的にはなかなか難しいことも承知のうえ、

理想論だ!と思われても仕方なし、でも、できることなら

そうした方がいいというジジイの説教と思って頭のどこかに

置いておいてもらえればと。

では、これからも仲良く致しましょう^^v

 

今日も一日良い日に致します。

物流応援団長(兼)応援され団長

山田泰壮(やすお) 拝

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