キャプテンシップ | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

7月に入り、昨日の名古屋地方はいきなり真夏のような
暑さとなりました。
私は昨日朝からほぼ終日岡崎営業所
(運送と倉庫業務を行う配送センター)に居たのですが、
暑さの中、現場で黙々と働くスタッフの皆さんには
本当に頭が下がります。
蒸し暑い倉庫の中で商品の仕分け作業をする姿、
炎天下のアスファルトの上で商品チェックを行う姿、
蒸し風呂のようなアルミバン荷台の中から荷下ろしをする
乗務員の姿・・・
現場で働くスタッフの姿をみると、この人達に支えられているんだ
という実感と共に、このスタッフ達がもっと働きやすく、
いつまでも元氣で安心して働ける職場を創らにゃいかんと、
罪悪感(申し訳ないという思い)に似た思いと共に使命感が
湧き上がってくるのであります。
話しはガラッと変わりますが、
集団的自衛権行使が閣議決定した。
このコラムで、私のような輩が政治のことを書くのはよくないと
出来るだけ避けていますが、今朝は少しだけ触れたいと思います。
特定秘密保護法案の成立、武器輸出三原則の緩和、
そしてついには、集団的自衛権を閣議決定、
平和憲法の解釈を変えた。 
それも全て国民投票ではなく、閣議決定で。
それでいて、「戦争の恐れはない」と言われても全く説得力がない、
というか、意味が分らない。
日本丸・船長キャプテンアベは一体この船をどこへ向かわせて
いるのか、平和という港へ向かおうと乗船した乗客に
何のアナウンスもないまま、
それどころか、乗員達もしっかりと分っていない状態のまま、
別の港方向へ舵を切り、「キャプテン!どこへ行くんですか?」
と聴くと、その行き先を明確に述べることなく、
「誤解してはいけない」とか、「乗客の命をを守ることが最優先」
とか「安心してください」云々と云われても、
明らかに方向が変わったわけだから乗客の不安は募るばかりだ。
国民を不安がらせてはいけない、
社員を不安がらせてはいけない。
憲法を変更するには国民への明確な説明と同意が必要だ、
社則を変更するには社員への明確な説明と同意が必要だ。
首相の仕事は国民が安心して暮らせる国家を創ることだ、
社長の仕事は社員が安心して働らける会社を創ることだ。
物流応援丸・船長キャプテンヤマダは、元氣と安心という港へ、
乗員達と共に乗客を無事に届けなければならない。
今日も暑くなりそうだ。
現場で働く人達は、できるだけ水分をとって熱中症には
充分気をつけてほしい。
日本丸・船長には、できれば大量の水をかぶって頭を冷やして
ほしい。

今日も一日良い日になります。

物流応援され団長・山田 押忍!