人を以て鏡となさば、得失を知るべし | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
明けましておめでとうございます。

明日までがお休みという方も多いかと思いますが、
中には元旦もノンストップでお仕事という方もみえること
でしょう。我々物流業は、世の中のライフライン、血液のような役目ですから、止めるわけにはいきません。大変有り難く、力強く、誇りに思います。我が社においても元旦から稼働してくれている社員の皆がいます。そんな皆さんのお陰で、今年のお正月、私はゆっくり過ごすことができました。睡眠もいつもより多めにとり、適度に体も動かし、家族と食事、初詣、買い物、読書もできました。心身共にリフレッシュできました。

さて、今年は昨年にも増して中身の濃い1年になると予測しています。
(株)ヤマネットの研修事業においては、

①4月より実践研修カリキュラムのリニューアル

②経営者向け「月例マネジメントセミナー」の開始

③法人会員制度開始④出向型・実践研修の開始

⑤実践研修・大阪1期生の開講
現時点で、既に62回の講座が決まっており、これからまだまだ増えてくると
予測されますし、東京、福岡の開講の動きも出て参りました。ワクワクします。気合いが入ります。

(株)マルヒデ運送においては、私が社長に着任してから丸3年の間に行なってきた
様々な種まきが結実する大きな節目年であるとみています。
① 顧客シェア分散

②あるべき運行管理体制(法令遵守)

③人材育成(OJT、OffJT)

④機能的組織の確立

⑤理念の浸透

等々、まだまだ問題課題は山積みですが、古き悪しき習慣からの脱却には多くの時間とエネルギーを要します。されど、着々と進んで参りました。

今年が昨年にも増して濃密が予測される理由は、上記の如く種まきが着実に
行なわれてきたからに他ありません。そして、それらは言うまでも無く私一人で成せることではありません。昨年最後のモーニングメールでも書きましたが、事業進化の加速は、紛れもなく人財の賜物であります。

以下は、19年前、師と出会い、薦められた1冊目の本、「帝王学の源流 ~十八史略を読む~」の一節。
*****************************
中国五千年の歴史が生み出した叡智に「帝王学」があります。
深沈厚重の魅力。黙って相対しただけで、

ぐっと、のめり込みたくなるような魅力。

この深沈厚重の魅力を、いかにしてつけるか、ということから、

帝王学という学問の体系ができたのですが、

この帝王学の三つの柱があります。
第一の柱は「原理原則を教えてもらう師をもつこと」
第二の柱は「直言してくれる側近をもつこと」
第三の柱は「よき幕賓(パーソナルアドバイザー)をもつこと」
*****************************
「帝王学の源流」は、陽明学者安岡正篤先生の弟子、伊藤肇氏の著書。
中国古典十八史略から学ぶ哲学の書。既に絶版。

帝王学というと大袈裟に聞こえ、自分とは無関係と思うかも知れないが、人間学、リーダー学と置き換えても全く遜色ない。そんな観点で、私は長年この「三つの柱」を意識し、ことある毎にその時々の自分にモ

ノサシとして当ててきたが、第一、第三の柱は立っていたが、第二の柱「直言してくれる側近」だけがなかなか立たず、二本の柱で、とても不安定なリーダー、経営者であったように思います。

それが、ヤマネット創業14年目にして、真の側近、真の番頭と呼べる人財が、
いよいよ育ち、いよいよ現われた。それが、事業進化加速と今年の濃密予測の理由に他ありません。

「古を以て鏡となさば、興替を見るべし、人を以て鏡となさば、得失を知るべし」

これも十八史略、宋の大宗が側近魏徴を亡くした時に発した言葉で、「昔の歴史を鏡とすれば、治乱興亡の因果を知ることができる。優れた人を鏡とすれば、自分の行の是非得失を知ることができる」という意味だ。


「原理原則を教えてくれる師がいる」
「よき幕賓がいる」
そして、「直言してくれる側近」が育ち、現れた。

濃密な2014年が始動します。

今年も一年良い年になります。

物流応援され団長・山田 押忍!


写真: 物流応援団長モーニングメール140104

<人を以て鏡となさば、得失を知るべし>
   ~2014年 謹賀新年~


親愛なる皆さん
新年明けましておめでとうございます。

明日までがお休みという方も多いかと思いますが、
中には元旦もノンストップでお仕事という方もみえることでしょう。
我々物流業は、世の中のライフライン、血液のような役目ですから、
止めるわけにはいきません。大変有り難く、力強く、誇りに思います。
我が社においても元旦から稼働してくれている社員の皆がいます。

そんな皆さんのお陰で、今年のお正月、私はゆっくり過ごすことができました。睡眠もいつもより多めにとり、適度に体も動かし、家族と食事、初詣、買い物、読書もできました。心身共にリフレッシュできました。


さて、今年は昨年にも増して中身の濃い1年になると予測しています。
(株)ヤマネットの研修事業においては、①4月より実践研修カリキュラムのリニューアル②経営者向け「月例マネジメントセミナー」の開始 ③法人会員制度開始④出向型・実践研修の開始 ⑤実践研修・大阪1期生の開講
現時点で、既に62回の講座が決まっており、これからまだまだ増えてくると予測されますし、東京、福岡の開講の動きも出て参りました。
ワクワクします。気合いが入ります。

(株)マルヒデ運送においては、私が社長に着任してから丸3年の間に行なってきた様々な種まきが結実する大きな節目年であるとみています。
①	顧客シェア分散 ②あるべき運行管理体制(法令遵守) ③人材育成(OJT、OffJT)④機能的組織の確立 ⑤理念の浸透 等々、まだまだ問題課題は山積みですが、古き悪しき習慣からの脱却には多くの時間とエネルギーを要します。されど、着々と進んで参りました。

今年が昨年にも増して濃密が予測される理由は、上記の如く種まきが着実に行なわれてきたからに他ありません。そして、それらは言うまでも無く私一人で成せることではありません。
昨年最後のモーニングメールでも書きましたが、事業進化の加速は、紛れもなく人財の賜物であります。

以下は、19年前、師と出会い、薦められた1冊目の本、
「帝王学の源流 ~十八史略を読む~」の一節。
******************************
中国五千年の歴史が生み出した叡智に「帝王学」があります。
深沈厚重の魅力。黙って相対しただけで、ぐっと、のめり込みたくなるような魅力。この深沈厚重の魅力を、いかにしてつけるか、ということから、帝王学という学問の体系ができたのですが、この帝王学の三つの柱があります。
第一の柱は「原理原則を教えてもらう師をもつこと」
第二の柱は「直言してくれる側近をもつこと」
第三の柱は「よき幕賓(パーソナルアドバイザー)をもつこと」
*******************************
*「帝王学の源流」は、陽明学者安岡正篤先生の弟子、伊藤肇氏の著書。
中国古典十八史略から学ぶ哲学の書。既に絶版。

帝王学というと大袈裟に聞こえ、自分とは無関係と思うかも知れないが、
人間学、リーダー学と置き換えても全く遜色ない。
そんな観点で、私は長年この「三つの柱」を意識し、ことある毎にその時々の自分にモノサシとして当ててきたが、第一、第三の柱は立っていたが、第二の柱「直言してくれる側近」だけがなかなか立たず、二本の柱で、とても不安定なリーダー、経営者であったように思います。

それが、ヤマネット創業14年目にして、真の側近、真の番頭と呼べる人財が、いよいよ育ち、いよいよ現われた。
それが、事業進化加速と今年の濃密予測の理由に他ありません。

「古を以て鏡となさば、興替を見るべし、人を以て鏡となさば、得失を知るべし」これも十八史略、宋の大宗が側近魏徴を亡くした時に発した言葉で、「昔の歴史を鏡とすれば、治乱興亡の因果を知ることができる。
優れた人を鏡とすれば、自分の行の是非得失を知ることができる」
という意味だ。


「原理原則を教えてくれる師がいる」
「よき幕賓がいる」
そして、「直言してくれる側近」が育ち、現れた。

濃密な2014年が始動します。

今年も一年良い年になります。

物流応援され団長・山田 押忍!