産業と情緒 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん

おはようございます。

11月に開催する「実践研修全国大会」の参加促進や準備諸々で、昨日から東京に来ています。

******実践研修全国大会******

~誇り高き物流マン第4章~

◆日時:平成25年11月16日(土)10時30分スタート

◆場所:ウインクあいち(名古屋市中村区名駅4--38)

実践研修の修了生をはじめ全国から多くの方々が集まり、

共に学び物流の活性化を通じ、日本を元氣にしよう!

第4回目の今回は、豪華ゲスト講師を招いてのご講演、全国の

精鋭経営者によるパネルディスカッション、そして実践研修修了生によるプレゼンテーションと、企画盛り沢山です。近日中に、一斉告知、応募を開始致しますので、皆様も是非ご参加ください。一般の方も勿論ご参加可能です。

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昨日は、通販物流の機能としては、日本一の規模を誇るイー・ロジットの角井社長と約1時間対談をさせて頂きました。


大学3年で卒業単位をとられ、カナダへ語学留学、その後アメリカでMBAを取得され、帰国後、船井総研へ入られ、退職後起業、今や通販物流日本一・・・・


こんな経歴を聴くと、なんだか戦略思考のとてもクールなビジネスマンというイメージでありますが、お話しさせて頂くと、それはそれは温かで優しい人柄で、社員さんやそのご家族をとても大事にされてみえ、会社の発展は働いてくださっている社員さん、そしてその社員さんを支えてくださっている家族のお陰と、心から語られる姿がとても印象的でした。 とはいえ、やはり、ビジネスとしての戦略も勿論しっかりしたものをお持ちであることは言うまでもありません。

昨日の対談の中でも話題にしたのですが、「産業と情緒」のバランスがとても大事だなぁということを改めて感じました。

日本は戦後70年近くの間に、企業においても、世の中全体においても、共通していえることは、産業の肥大化、情緒の欠如だと思います。敗戦の焼け野原から、世界2位の経済大国にまで上り詰め(2年前に中国に抜かれ現在は3位)、世界でも類のない経済成長ととげた。その後も、便利快適、拡大、スピードを追求し、大切なものを置き去りにしてきた。その結果が、企業においては汚職や偽装、世の中においては毎日にように親殺し、子殺し、友達殺し、自殺者に至っては毎年3万人を越えるという世界でも類のない国へと変容してしまった。

角井社長との話から、話がえらく逸れて、重たくなってしまったが、業績を重んじるあまり、社員さんへの労いの気持、感謝の念を欠いてしまっている経営者が、今一度、稼ぎの源は汗をかき働いてくれているスタッフの皆さんであることを認識し、「産業と情緒」のバランスをキチッと保つよう心掛けなければならない。角井社長さんのお話しから、改めて気づかされました。

出張二日目、終わったら、皆にお土産買って帰ろっと。

今日も一日良い日になります。


物流応援され団長・山田 押忍!