長女は、
希学園(小学1年~3年)
→日能研(小学4年~6年)を経て中学へ。
次女は、
希学園(小学1年~3年)
→自宅学習(小学4年)
→臨海セミナー(小学5年~6年)を経て中学へ進学しました。
前回は、
「長女でうまくいった方法を、次女にはそのまま使わなかった理由」
について書きました。
長女は小学4年生から日能研へ。
一方、次女は小学4年生の1年間、
塾には通わず、自宅学習
を選びました。
今回は、この小学4年生の1年間について振り返ってみたいと思います。
■「長女が4年生から塾に行ったから」は理由にならない
長女は小学1年生から3年生まで希学園に通い、小学4年生から日能研へ移りました。
結果として、中学受験も順調に終えることができました。
そうなると二人目については、
「お姉ちゃんと同じように4年生から日能研へ」
と考えるのが一番簡単です。
塾選びをもう一度考える必要もありません。
親としても、一度経験している塾ですから安心です。
でも我が家では、
長女がそうだったからという理由だけで、次女にも同じことをさせることはしませんでした。
前回の記事でも書いたように、
長女に合った方法と、次女に合った方法は同じとは限らないからです。
■次女を見ていて、4年生で塾に入れるイメージが湧かなかった
次女を小学4年生で塾に入れなかった一番大きな理由は、
その時点の次女を見ていて、塾で新しいことを学ぶことや、テストで良い点を取ることに対して、本人の気持ちが前向きに動くイメージが持てなかったから
です。
長女の場合は、
新しいことを習う。
問題が解けるようになる。
テストで結果が出る。
そうしたことが、本人のやる気につながっていく感覚がありました。
一方、次女については、
小学4年生の段階で、
「塾で新しい知識を得るのが楽しみ」
「テストで良い点を取りたい」
といった気持ちが強くあるようには、親の目には見えませんでした。
中学受験についても、
嫌がっているわけではありません。
でも、
積極的に前向きという感じでもない。
言葉にするなら、
中学受験に対して、まだニュートラルな状態
だったのだと思います。
その状態で、
「4年生になったから」
という理由だけで塾に入れても、
本人にとってあまり良いスタートにはならないのではないか。
そう考えました。
■気持ちが動いていないときに、塾へ押し込まない
塾には、当然メリットがあります。
新しい知識を教えてもらえる。
テストがある。
周りに同じように勉強している子がいる。
学習のペースもつくってもらえます。
でも、それらが本人にとってプラスになるかどうかは、
その子が今どういう気持ちでいるか
にも大きく左右されると思います。
本人の気持ちがまだ受験に向いていないのに、
「みんな4年生から塾に行くから」
と通わせても、
ただ授業を受けるだけになってしまうかもしれません。
テストを受けても、
良い点を取りたいと思っていなければ、
結果が本人のやる気にもつながりません。
それならば、
今はまだ塾へ行く時期ではない
と考えました。
■小学4年生はいったん自宅学習に
そこで次女については、
小学3年生で希学園を終えたあと、
小学4年生はいったん自宅で勉強してみる
ことにしました。
中学受験をするからといって、
小学4年生になった瞬間から必ず塾へ通わなければならないとは考えていませんでした。
今すぐ塾に行かなくても、
必要な勉強は自宅でできます。
そして、
本人の気持ちが少しずつ中学受験へ向いてきたときに、
改めて塾を考えればよい。
そう考えていました。
■使ったのは、長女が4年生のときの日能研のテキスト
自宅学習で使った教材は、
長女が小学4年生のときに使っていた日能研のテキスト
です。
これは、二人目ならではだったと思います。
長女が実際に使っていた教材なので、
どのくらいの内容を学ぶのか。
どの程度の難易度なのか。
親としても、すでにある程度分かっています。
新しい教材を一から探す必要もありませんでした。
そして何より、
小学4年生で学んでおきたい内容を、自宅で進めるには十分
だと考えていました。
■塾には行かない。でも、学習は止めない
自宅学習を選んだからといって、
小学4年生の1年間を何もしないで過ごすわけではありません。
長女が使っていた日能研のテキストを使いながら、
必要な内容を少しずつ学んでいきました。
つまり、
塾には行かない。
でも、中学受験に向けた学習そのものは止めない。
という形です。
ここは我が家にとって大切なポイントでした。
塾へ行かせないことと、
受験勉強をやめることは別です。
本人の気持ちに無理をかけすぎず、
それでも必要な基礎は積み上げておく。
そのための1年間でした。
■二人目だからこそできた自宅学習
これは二人目の中学受験だったことも大きかったと思います。
長女の受験を通して、
中学受験の大まかな流れは分かっていました。
小学4年生、5年生、6年生でどのように勉強が進んでいくのか。
6年生になるとどの程度忙しくなるのか。
受験までにどのような知識が必要になるのか。
一人目のときには分からなかったことを、二人目ではある程度知っています。
しかも、長女が使っていた日能研の教材も手元にありました。
そのため、
「4年生で塾に行かなければ間に合わない」
という焦りはありませんでした。
長女の中学受験で得た経験を、
次女を長女と同じ道に進ませるためではなく、
今はまだ塾に行かなくても大丈夫なのかを判断する材料
として使えたのだと思います。
■塾に通うこと自体を目的にしない
中学受験をしていると、
「小学4年生から本格的な受験勉強が始まる」
と言われることがあります。
実際、多くの塾では小学4年生から本格的なカリキュラムが始まります。
そのため、
「4年生になったら、どこかの塾へ入らなければ」
と考えやすいと思います。
ただ我が家では、
塾に入ること自体を目的にはしませんでした。
塾は、子どもが勉強するための手段の一つです。
本人が塾で新しいことを学ぶことに魅力を感じ、
テストを受けることが刺激になり、
周囲の子どもたちと一緒に勉強することでやる気が出る。
そうなったときには、塾は非常に良い環境だと思います。
でも、その時期は子どもによって違います。
次女の場合、
小学4年生はまだその時期ではなかった。
我が家では、そう判断しました。
■長女との比較はしない
小学4年生になると、
長女が同じ年齢だった頃との違いも見えてきます。
「長女は4年生のとき日能研に通っていた」
「長女はこの頃、テストを受けていた」
という記憶は当然あります。
でも、
次女の小学4年生を、長女の小学4年生と比べても意味はありません。
長女には長女の4年生があります。
次女には次女の4年生があります。
ですので、
「お姉ちゃんはこの時期にはここまでやっていた」
という基準ではなく、
今の次女にとって必要なことは何なのか
を見るようにしていました。
■小学5年生から臨海セミナーへ
そして次女は、
小学4年生の1年間を自宅学習で過ごしたあと、
小学5年生から臨海セミナーへ通うことになります。
4年生では、
「まだ塾に入れる時期ではない」
と考えました。
では、なぜ5年生では塾に通わせることにしたのか。
そして、
なぜ長女が通った日能研ではなく、
臨海セミナーを選んだのか。
ここにも、
次女を見ながら考えた理由があります。
次回は、
「なぜ次女は小学5年生から臨海セミナーを選んだのか」
について振り返ってみたいと思います。