現在、長女中学3年生。次女小学5年生です。
長女は希学園(1年~3年)、日能研(4年~6年)を経て中学に進学。
次女は希学園(1年~3年)、自宅学習(4年)、5年生から臨海セミナーに通塾。
あと3日。
2月1日から東京・神奈川の私立中学入試が始まります。
この時期になりますと、毎年、長女ちゃんの時のことをメッセージで質問してくれる人がチラホラでてきますので、長女ちゃんの受験の成績を整理しておきたいと思います。
【長女ちゃんの成績】
栄東 :合格(第1回入試 東大クラス1年間特待合格(1月10日))
浦和明の星 :合格
桜蔭 :合格
豊島岡 :合格
都立中高一貫 :合格
です。
【桜蔭と都立中高一貫を受験して気づいたこと】
ここで桜蔭と都立中高一貫を受験したことで、都立中高一貫校の当日の試験について一つ疑問がわきました。
長女ちゃんは、算数・理科関係の適正検査で大問をまるまる1問空白にしています。
これっておかしくないですか?
過去のことだから、少しだけ偉そうにさせてもらいますが、桜蔭合格する人間が解けない・手を付けられない問題を出します?都立中高一貫とはいえ、公立なのでそんな問題出してくださるなと思いつつ、また、当日試験で、本人がこけたと思っても、一緒に受験したみんなも全員こけるような難問が潜んでいるんだろうなぁと感じました。
【学力以外で親が気を付けること】
昨日、組分けテスト受験のために電車を使って試験会場まで行ったのですが、そこで私が改札を出るときに、前の女性がスイカの残金が足りなかったようで改札で引っかかっていました。そこで思い出した話です。
お母さんと娘さんが受験日当日、電車を使って受験会場最寄り駅まで行きました。改札を出るときに、左右に分かれて、左の改札口からお母さん、右の改札口から娘さんが出ようとしたところ、娘さんのスイカの調子が悪かったらしく、改札の扉が閉まってしまい、朝の通勤時間の改札口に渋滞が起こってしましました。そこで、娘さんの後ろにいた女性のサラリーマンが【チッ】と舌打ちをしました。すると、娘さんは、パニックになってその場で泣き出してしまったのです。当然、パニックになっても入学試験は受験しなければなりません。お母さんは、なんとか慰めて娘さんを受験会場まで連れていきましたが、良い結果は得られなかったそうです。お母さんもその時に「なぜスイカの調子を事前準備の際に確認しておかなかったのか?」「娘に前を歩かせて、渋滞が起こっても私が娘の盾になってサポートしてあげればよかった」と悔やまれたそうです。
どれほど勉強を頑張ってきても、学力以外の面でいきなり受験に邪魔が入ることがあります。そうならないように、少なくとも学力以外の面で子どもが変なストレスを受けないように経験豊かな親が想定されるトラブルについては準備をしておいてサポートしてほうがよいという話でした。
【チャレンジ校、合格適正校、合格有望校】
塾に通っていれば受験校を検討する際に、塾の先生から色々と受験校選定に関するアドバイスを受けると思います。あくまで偏差値から検討する際の目安にしてもらえればと思います。
まず選定する時点から約1年間の模試の平均偏差値、最高偏差値、最低偏差値を準備する。
平均偏差値:55、最高偏差値:60、最低偏差値:50だった場合
偏差値(60以上) :チャレンジ校
偏差値(55~60) :合格適正校
偏差値(50~55) :合格有望校
ということになります。
これでチャレンジ校、合格適正校、合格有望校の偏差値帯を把握して、最低1校ずつ受験されるのが良いと思います。
チャレンジ校1校、合格適正校1校、合格有望校1校。
各家庭の考え方があると思いますが、チャレンジ校だけを受験した場合には全落ちの可能性がありますし、合格有望校だけを受験した場合には、少し背伸びすれば届いた学校を受験するチャンスを逃すことになりもったいないです。合格有望校で合格を確保したうえで、チャレンジも行いましょう。
【低学年の勉強(しておくべきこと)】
○夏期・冬期講習、休日6年生の勉強時間はトップ層で約13.5時間
低学年がそんなにする必要は当然ない。
○しておくべきこと
・精神年齢を上げる(社会経験・体験をさせる)
ex)家族旅行の計画を立てさせる
修学旅行を参考に、、、
修学旅行は旅行の1か月前から下調べ、
実際の旅行、旅行後のまとめという社会
勉強にはもってこいの行事。
また旅行計画が交通機関の事故や渋滞で
予定通り進まなかった時にどのような対
応をするのか?予定通り物事が進まなか
った時の対応力を鍛えるのに良い。
まさかの時の気力・精神力・危機対応力が身についている
生徒の一例。
数年前、筑駒の受験生が試験用紙を配られた際、
それが白紙だった。
その生徒は、第一志望校を受験しているという
極度の緊張状態でも試験用紙が白紙であること
を試験官に伝えることができた。
ここで、パニックになってしまっては到底合格
にはおぼつかない。
○算数で気を付けること
・計算をするときには、いつでも工夫することを
考えることが重要。
ex)32×25=(8×4)×25=8×(4×25)=800
・小学4年生までは算数力=計算力
計算ができる子どもは算数もできる。
算数ができる子どもは計算もできる。
低学年の間は計算力(スピード、正確性)をつけるのが目標。
○低学年国語の授業目標
・授業に慣れる(授業を聴く、考える、参加する)
(授業中に先生が聞いたことに答える
聞いたことに答える
聞いたことに答える)の繰り返し
学年が上がったら、聞いたことに答えながらノートがとれるように。
・勉強のペースを作る(勉強する時間を決める)
○国語力とは
・兎にも角にも読解力
・国語ができない子供は言葉を知らない(語彙力がない)
・自然に言葉に触れられる環境を作るのが親の仕事
・ドラえもんやちびまる子ちゃんの慣用句、ことわざ、四字熟語等
の漫画をおいておくのも一つの手。
・難しい語句が出てきたときには、親と子どもで一緒に辞書を調
べる。
・親が辞書を調べている背中を見せる。(辞書を調べなさいと言
うだけでは子どもは調べない。)
○中学年で大事なこと
・子どもに無理やり勉強はさせない。
・勉強が嫌いにならないように。
・嫌いになってしまったら中学受験の4、5、6年の3年間戦える
状態ではなくなる。
・宿題をしない、見直しをしない、位はまだ大丈夫。
・ただ塾に行くのが嫌だとなると大変。すぐに塾に相談を。
【とにかく子どもが自ら勉強するきっかけとして】
我が家では子どもが自ら勉強するかっかけになるなら何でもチャレンジしてみよう。チャレンジして向いてなければ他の方法を考えよう。という考え方でいろんなアプリや勉強方法を試してきました。その一つが【勉強記録アプリ】《study plus》です。これを導入した時には、長女ちゃんは学習記録を自分でつけ始めて勉強時間が増えていくことに楽しみを覚えもくもくと勉強していました。また、チャット機能もあり同じ桜蔭中学を目指す受験生とも緩やかにつながりお互い励ましあいながら勉強しておりました。
さらに、【タブレット算数学習】《RISU》も使用したことがありました。これも学習記録がついていくことと、ゲーム感覚でクリアしていくところが良かったようで、よく勉強しておりました。実は次女ちゃんにも取り組んでもらおうと企んでいます。
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