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阿部寛之のブログ

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どうもこんばんは♪

今日も見に来てくれてありがとうございます^^

天気はあまり良くないですが、題名を本日の天気にするのを辞めてみました。

なぜなら・・・

自分が何を書いたのかがわからなくなってしまうからですね。(汗)

理由なんて、この程度ですよ♪


さて、本日は昨日の宣言した通り、現代の観光開発。

観光まちづくりについて、もっと社会の流れを感じながら考えていければと思います^^

では、社会の流れってなんぞやって話ですが、それは俺も謎です。。。

ただ、現在の都市型観光地の観光まちづくりにおいて、

ハード面を強化する観光施策の方針は、「時代の残党」とでも呼びましょう。

センスが無いっていうか、お金の無駄です。


では、何が重要かですよね。

答えはズバリ、観光地の地域住民の意識の向上と、

地域住民と地域の地方自治体、学生やら何やらが、

1つの目標を共有して、協力していく事です。


ズバリ!!!なんて言ったわりに答えが単純でつまらないと思った方も多いかと思いますが、

これが世に言われる「産・官・学 連携」ですよね。

長くその目標は掲げられて、いざできました!!ってなってるっぽい今の連携の酷さときたら、

本気でできてると思ってる人はまずいないでしょうよ。

いたとしても学生が憧れ一心で思い込んでいるだけです。

しかし、その連携も地方自治体や小規模なコミュニティが、

同じ目的を共有したときは、意外とすんなりできてしまう。

そういった事例ももちろんあるんです。
(当然、苦労が無かったわけではありませんがね)


んで、この連携が何故重要かというお話なんですが・・・

一番重要なのが、「継続的な観光施策の実現」でしょうね。

説明する必要もないでしょう。

そして、次に「観光色の確立」です。

言わば個性の確立ですね。

では、上記の2つが何故重要なのかを追っていきたいと思います。

「継続的な観光施策の実現」が継続する必要性は、変わらず説明不要でしょう。

だってさ、一回なにかやったくらいじゃ意味ないもん。

では、「観光色の確立」の必要性ですが・・・

現在の観光地の中でも、特に継続的・安定的に観光客の誘致を可能にしているのは、

やはりその観光地の色(個性)のはっきりしたものです。

上げていくとキリはありませんが、

箱根と言えば、だいたいみんなが温泉か駅伝を連想するでしょう。

要はそういう事です。


箱根は、元々ある素晴らしいものは温泉ですね。

温泉が湧けば、自然とだいたい温泉街ができていく。

そこからあの昔っからあるホテルさんが頑張ったりとか、

地域のみなさんが同じ意識を持って、同じ目標に進んでいった結果の、

素晴らしい観光地なんでしょう?

当然、観光学的な視点から見れば、箱根も問題だらけの観光地ではありますが、

一般的な温泉観光地としては、箱根は日本を代表していると言えると考えます。


さらに、そこに箱根駅伝という「楽しみ」が運び込まれました。

楽しみはどんどん成長し、いつしか毎年恒例のTVくらいになりました。

そうやって箱根は温泉観光地として、年間を通して多くの観光客を誘致しています。

チャンチャン♪


・・・っとまぁ、失礼なくらいザックリ紹介しましたが、

間違いなく箱根は今後も見込みの立つ観光地でしょう。

それに対して、そのような”色”の無い観光地の問題としては、

当然、何かの存在から観光地が連想されないというのが大きな問題です。

その原因は様々ありますが、それも列挙するとキリがありません。

ただ一つ、その問題が、単なる知名度の格差ではないという事を理解しなけれななりません。

ここで、他の観光地はお金をかけて広告やイベントを打ってるから・・・

なんて言った観光地があれば、その観光地はあと2~3年で無くなります。

ハッキリ言っとくべき事は、観光地は広告を打つ必要が無いという事。

”本当に良い観光地”を作り出すことができれば、自然と人は集まるのです。

いや、ジョブスのパクリとかじゃなく、マジなんですよ。

旅人の周期は冒険者型~保守型まで、常に一連のスパンを動いてループしています。

つまり、良い観光地を生み出すことに集中していれば、

人から人へ。

冒険者から保守型の観光客にまでひとます知れ渡る仕組みは完成しています。

さらに、人が集まれば自然と周知は広がる。

とかく国内においては、観光地は観光客を誘致するために無駄な費用を使う必要が無いのです。

現代観光地においては、特にこの無駄な費用の浪費が目立ちます。

確かに、R社に取材してもらったり、J社とかH社にツアーを組んでもらうのは、

はっきり言えば手っ取り早い手段です。

しかし、それは同時に、観光地の許容容量を遥かに凌駕する観光客が来てしまい、

結果、大切な個性が消えてしまう例が多く存在しています。

特に観光に従事する方に多く見受けられる気がするのは、

既存のスタイルに固着してしまっている姿勢です。

他の観光地はこうしたから、ウチもこうする。

今、なんだかコレがブームだから、ウチもこれをやろう。

そんな頭の悪い施策で、本当に観光まちづくりが成功するのであれば、

この世界は楽ですねぇ。って言われますよ?


観光とは、地域があり、歴史が生まれ、その積み重ねの中に存在するものです。

当然、一つとして同じものは存在しません。

もちろん、マーケティング的視点から見れば、それは無茶な要望ですが、

”手っ取り早く”何かを達成しようとして、成功した人をあなたは知っていますか??

私はむしろ、その速さを捨て、地域の光を重んじた観光地が、

現在とても素晴らしい観光地に躍進している例の方が多く見受けられる気がします。

観光まちづくり。

一言で言い現わしてしまえば、単なる集客とニーズの確保に見える言葉ではあります。

しかし、その施策を思考し、実行する人々は、

より頭を使い、より地域を意識して、今後も取り組んでいってほしいものですね。


なんだかエラそうな事を言ってしまって申し訳御座いません。

今日もまた、皆様が笑顔で過ごせることを願っています。