骨董屋は、その店その店の得意分野というか扱っている商品の方向性があります。
備前焼等の陶器、焼き物をメインにしている店。
刀や刀装具をメインにしている店(刀剣商もある意味含む)
西洋アンティークをメインにしている店など様々です。
ある時何らかの理由でジャンル違いの商品が入荷したときなど、そのジャンルが好きな客に
「あなたはいくらと見ますか?」
と相場がわからない店主に聞かれることがあります。
私は例えば一万円くらいの価値しかないと思っても一万五千円や二万円と遠慮して高く言ってしまうタイプです(それでも相場より安いかな?)
「ではそれでお譲りします」
と店主に言われ何度か購入したこともあります。
客に値段を言わせるのどう思いますか?
図太い性格の人ならともかく、普通困りませんか?
「これは!」と思う良いものならむしろ高く言ってもいい位ですが普通は困ります。
「こんなのタダでもいらない」
「せいぜい五千円位だ」
等と思った物の値段を聞かれたときなど本当に答えに困ります。

本日は初めてハッキリ
「ジャンク扱いのものです」
と言ったら店主が怒ったような態度を取りました。
まあ、そのうちわかることでしょう。
あんなの誰も買わないですよ。
買ったとしても相当なビギナーかバカでしょう。
本当に骨董屋は偏屈や癖のあるのが多いです。
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