しあわせノート | 直心會 武勝館

 

 

先日、

 

一生懸命、稽古をしているが

なかなか上手にできない幼稚園児を

笑う小学生がいた。

 

こういうのは絶対見逃さない。



俺が叱って正しい方向へ

導いてやらんとだめや。

 

俺はいつも

子供たちに言うんやけど、

道場は失敗をする場所やで

と。

お前らが間違ったことしたら

なんぼでも叱ったる。

ここで失敗をいっぱいして

叱られて、

 

ちゃんとできる人になって

 

外に出ていったときに

ちゃんとできたらええんやで



 

笑った小学生のことがあったんで

この前ちょっと時間を作って

みんなに話をした。

 

おうちの人にも聞いてもらった。

 

思いやりの心が一番大切やで

 

と。

 

でも、思いやりの心を持つには

自分を大切にできて、

心にゆとりがないとできひんよ

と。

 

そのために子供たちに

提案してみた。

 

今、子供たちは空手ノートを

毎日書いている。



その日した稽古の内容と

俺に指摘されたことを

細かく書くように指導している。

 



だいぶんできるようになってきた。





そのノートにその日あった

 

番うれしいことや


幸せに感じたことを

毎日書くように!

 

と。

 

きっとそのノートは

いつの日か読み返したときに

自分がいかに幸せで、

恵まれていて

 

努力をしている人間

 

であるかがわかるやろう

と思う。

 

そういう自信のある

 

満たされた心に

なるために書いてもらう。

 

絶対ポジティブになれる

魔法の書になるはずや。