日本から旅立った人 | 直心會 武勝館

 

 

前回まで、

日本にやってきた縄文人を

簡単に説明したんですけども

今回は、日本から

旅立った人の説明をします。

 

これまでにも何回も

書いたように

日本列島は火山の大噴火、

特にBC5300年の

鬼界カルデラの破局的大噴火

や大地震による大津波、

気温変化による海進・海退

で縄文人たちは

移動せざるを得ない状況が

何度もあった。

 

今回からは

ニライカナイにいた

ムイ族の動きを

書いてみます。

 

前々回、ムイ族とは

アスカ人が中国大陸などを

経由して琉球諸島に

やってきた人たちで、

先住していたネグリト族や

アエタ族と混血していった

説明しました。


 

その後も

フツリ人、ワジャク人、

ドラヴィダ人、オロッコ人、

湊川人、エブス人などの

多種多様な人たちが

この楽園を目指してやってきて

ムイ族の支配下にはいり、

国らしきものが出来上がる。

 

世界各地で

アトランティス文明などの

都市国家ができるのが

BC1万5000年、

ムイ族はそれを遡ること1000年、

BC1万6000年には

ニライ島に世界最古の文明を

誕生させた。

 

首長のことを日子(ひこ)、

跡継ぎの長男を御子(みこ)

と呼んだ。

 

日子はシャーマンでもあった。

日子は世襲されるが、

部族が数百もあり、

族長間の合議制で政治が

行われた。

 

人口も30万人に達した。

 

氷期が終わり

BC14000年ごろになると

一気に気温が上昇し、

平均気温が現在よりも

暑い時期がありました。

 

そうなると、

もちろん海面が上昇して

ニライカナイは沈没。

 

ムイ族(アスカ人)の

ほとんどは中国大陸やスイジン島に

移動し、都市を築きます。

 

大陸に渡ったムイ族は

ニライカナイに渡らなかった

かつての同族アスカ人と

混血していき、

暑くて住みにくいその地を

捨て北へ移動します。

 

北には

これは俺の推測ですが

 

きっと同族であった

と思われるケバラン人がおり、

混血していきます。

 

しかし、

わずか200年ほどで

また一気に寒冷化

していきます。

 

理由は各地の氷河が溶けて

せき止められていた水が

大崩壊を起こし、

一気に海水に流入し、

地球規模で気候が

おかしくなったから。

 

そうなると

北に移動した人間たちは

再びに南に移動し始めます。

 

そして、とどめを刺すように

北アメリカ大陸で

せき止められていた

大量の氷河の融水が

大崩壊を起こしたり、

クローヴィス彗星が衝突して

約1000年間氷期に戻ります。

 

これを歴史的に

ヤンガードライアイス

というんですが、

これにより

人間たちは赤道に

近いところでしか

生活できないように

なりました。

 

そこで、中東に移動した

アスカ人・ムイ族・スイジン族

ケバラン人・アムル人

ヒクソス人・エブス人

ワジャク人・オロッコ人

港川人などが

複雑に混血していき、

ウル人・カッシート人

シュメール人・シンデイ人

フェニキア人・インダス人

クルガン人などに

なっていくのです。

 

今日はここまで。