野人協猟会と美食会 | 直心會 武勝館


3月5日(日)

関西の名だたる狩猟隊が集って

大協猟をやりました。

 

先週末、協猟する山を

俺ら実行役員らで

 

下見に行ってきました。

 

撃ち待ちの場所、

犬を入れる場所を確認し、

航空写真にポイントを落とし込み

それを当日、皆さんにお配りし

完璧な準備で臨みました。

 

 

結果は鹿が3つ。

 

さすがは名だたるハンター陣。

少ない獲物を漏らすことなく

仕留めます。

 

お昼からは三田に場所を移して

美食会。

 

 


その日獲れた鹿を

全部さばいて食材に。

 

みんな仕事が早いわ。

あっという間に精肉されて

食材に。



俺は後ろ足のモモを1本もらい

持参したカレーに投入。

 

カレーは前回大好評やったんで

調子に乗ってまた作った。

 

鹿肉カレーは、

肉の味わいも出るし、

なかなか美味しいものになった。

 

50人前作って行ったから、

余ったルーをダシで伸ばして

カレーうどんも作った。

 

みんな大喜びして

何回もお替りしてくれたんで

俺としても金曜日から仕込んだ

甲斐があった。

 

さすがやと思ったんは

だれが何の指示を出すこともなく

みんな分担していろいろな料理を

あっという間に作り上げた。

 

レバ刺しは絶品。

ごま油、塩、ネギで

いただきました。

 

なんでも、キムタクが

死ぬ前に食べたい一品は何?

と聞かれ

鹿のレバ刺し

と答えたらしい。

 

鹿のレバ刺しは

その日にしか食べれない逸品。

やっぱ美味いね。

 

世の中のレバ刺しの中で

1番上品でおいしい。

 

みんな舌鼓を打ってた。

 

その後、出てきたんは

背ロースの刺身



俺のグループに

有馬温泉の旅館で板前を

している女の子がおるんやけど、

手際よく皿に盛り付けると

みるみるみんなの胃袋に。

 

生姜醤油、ニンニク醤油

どれで食うてもうまい逸品。

 

猟師の誰かが

鹿肉はカツが1番美味いで!

と言うから

すぐに

作ろうや!

ということになり

西村さんらに

卵とパン粉と小麦粉を

買い出しに行ってもらって、

作ったけど、これもまた絶品。



こんな食べ方は知らんかった。

新しいレパートリーが増えた。

 

あと、

オリーブオイルとマッシュルーム、

シイタケ、ニンニクと鹿肉で

アヒージョも作ったけど、

これもうまかった。

 

そうそう、

赤ワインとデミグラスソースで

鹿肉の煮込みも

作ってくれてたわ。

 

猟師ばっかりやから、

みんなうまい食べ方しか

知らんもんな。

 

ずっと、食べ続け、飲み続けで

ご機嫌な一日やった。

 

家に帰ったんが9時過ぎ。

よう遊んだわ。

 

こんな素敵な企画を

立案実行してくれたO氏と師匠には

感謝しかないな。

 

あと、

ずっと調理してくれた女性陣。

解体精肉してくれた猟師陣。

もちろん、

食材を調達してくれた

ハンター陣。

買出しに走ってくれた俺の友達。

なによりも

1日ずっと俺のそばで

みんなの世話を焼いてくれてた

裕美先生、ありがとう。

 

朝から美味しいパンも焼いて

 

くれてみんなに振舞ってくれた。

 

 

 

俺にとっては

これで今季の猟は終わりやけど、

また、春先に

ミンチ会もあることやし、

まだまだ楽しいことがある。

 

来期は

 

猟に興味を持ってくれた

 

俺の古い友達らにも

美味しい猪肉と鹿肉を

振舞ってあげたいな。