開戦前夜? | 直心會 武勝館

 

 

 

アメリカと北朝鮮の動きが

 

キナ臭くなってきましたが…。

 

この状況をどう読むか??

 

 

 

私なりに。

 

 

 

1994年のクリントン政権の時に

 

爆撃寸前まで行って、

 

シュミレーションをやってます。

 

 

 

それによると、開戦90日間で

 

アメリカの受ける被害=5万2千人の死傷者

 

韓国=49万人の死傷者

 

最終的には1000億ドル(10兆以上)の戦費。

 

 

 

前にも書きましたが、

 

トランプはビジネスマンです。

 

 

 

将来的にプラスになるなら、

 

(1000億ドル以上の経済効果が生まれるなら)

 

今、損害を出しても戦争はやります。

 

 

 

ただし、

 

人命は金銭に換算できません。

 

 

 

大儀名分が必要です。

 

 

 

シリアの時はアサド政権が

 

毒ガスを使用したという大儀名分があり、

 

アメリカ国内の支持を得ました。

 

 

 

しかし、アメリカ本土から遠い朝鮮半島で

 

核実験を行った。

 

あるいは、

 

大陸間弾道ミサイルの発射実験を行った。

 

だけでは、5万2千人のアメリカ軍の命と

 

引き換えるにはあまりにも格差があり、

 

アメリカ国民の支持を受けれません。

 

 

 

ですので、トランプのとる手段としては、

 

1番考えられるのは

 

どんどん北朝鮮に圧力をかけ、

 

攻める攻めると追い込んで行き

 

首脳陣をパニックに陥れ、

 

北朝鮮の暴発を待つ。

 

真珠湾の時と同じで、

 

やられたから、やり返すんだという大義名分。

 

北朝鮮を窮鼠化にする手段です。

 

 

 

この場合、

 

まず、北朝鮮が先制攻撃を仕掛けますから、

 

米軍や韓国、日本においては

 

岩国基地や横田基地周辺や

 

都市部における爆弾による無差別テロなど

 

により多くの人命の被害が出ると思われます。

 

 

 

トランプはミサイルの飛んでこない

 

安全な場所にいてますから、

 

何も怖くありません。

 

何の恐怖もなく、トランプは

 

戦争を始める事ができるでしょう。

 

 

 

このパターンですと、

 

時期的にはまだ余裕があるんでは

 

ないでしょうか。

 

最低でも空母5隻を朝鮮半島周囲に

 

集めようとするんではないでしょうか。

 

 

 

あと、考えれるのは、

 

トランプ政権は北朝鮮のミサイル発射実験で

 

発射されたミサイルを

 

短距離であろうが中距離であろうが、

 

それを大陸間弾道ミサイル(ICBM)だと決めつけ、

 

迎撃し、それに報復した北朝鮮に攻め込むか。

 

 

 

この場合も北朝鮮の報復が先に来ますので、

 

被害は前述のパターンと変わらないぐらい

 

出るでしょう。

 

 

 

シリアと違って、1994年当時と違って

 

北朝鮮は驚くほどの軍事力を

 

持っています。

 

その現実を知っている

 

ラッセル国務次官補が辞任に

 

追い込まれたということは

 

何を意味するかということです。

 

 

 

米国内における抑止力が

 

失われたとみるべきでしょう。

 

 

 

焦点は北朝鮮の核実験に、

 

アメリカがどう対応するか?

 

ミサイル発射実験に、

 

どう反応するかだと思います。

 

 

 

しばらく、北朝鮮のイベントが多いなか、

 

目を離せない状況が続きます。

 

 

 

みなさんも、今一度、不測の事態を考え、

 

点検を怠らないようにしてください。

 

杞憂であればそれはそれでいいのです。

 

笑い話で済めば

 

それに越したことはないのです。

 

 

 

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