前編)マドゥスーダンさんを霊視してみた~神は段階を踏む、というお話 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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セッションをしていて、相談者様が、怒られている子どもみたく苦しまれることがあります。
過去に受けた心の傷が浮き上がってくるからです。

怒られている理由って、せいぜい「割り算ができない」とかそういうレベルです。

親が激しく怒っています。
別に怒らなくても、掛け算を子どもに教えてあげれば良いんです。
掛け算が分かってしまえば、割り算はできるようになります。
掛け算が駄目なら、足し算を教えてあげれば良いのです。

割り算→掛け算→足し算、と前提条件を遡っていくことです。
50÷6=8余り2といった、余りの出る割り算がでてきたりします。
そのときは、引き算を教えてあげれば良いのです。

親の怒りは不当なもので、教え方が悪いだけです。

罵倒しても、子どもは伸びません。
諦める癖がついてしまいます。
罵倒よりも、やり方をお伝えすべきです。

ここで、スピリチュアルのセッションと称して、
「なんで内側を見ないんだ?」
と、セッションする側が相談者様を罵倒しては、最悪です。

「内側を見ないのは、なにかしらのブロックがあるからではないか?」
と、セッション側が気づくことです。

Xという問題が発生している場合、前提となる原因Cがあるのです。
そのCを解決するにはB、Bを解決するためにはA、と順々に遡っていく必要があるのです。Cを解決する必要があるのに、Xという現象にこだわりすぎています。

A→B→C→X

セッション側が、冷静になって、A、B、Cと、丁寧にリーディングすればいいだけです。

「内側を見ない」と相談者様を罵倒してたり、仲間内で愚痴ったりするよりも、
よっぽど、生産的だと思いますよ?

さて、本題。

マドゥスーダンさんなる人がいます。

サイババの魂を自分に憑依させることができるのだそうです。
私がインド滞在中に、
マドゥスーダンさんの拠点であるムデナハリに行く機会があったのですが、
いろいろあって、行けませんでした。

マドゥスーダンさんの動画とお写真を見させていただいたのですが、
怯えています。
根は真面目な方なのでしょう。

霊視をしました。
将来的には、プレマー(サイババの転生)が出てきたときに、
マドゥスーダンさんのこれまでの行動の辻褄が合わなくなります。

支えてくれていた(利用していた?)大人たちが、我先に逃げます。
マドゥスーダンさんは一人で絶望されています。

霊視する以前に、私には、マドゥスーダンさんに対する違和感があります。

「なんでサイババが、誰かに憑依をする必要があるんだろう?」

サイババにしては回りくどいです。

私がインドに行って、シヴァラートリー(シヴァ神のお祭り)のとき、
サイババが白い影……サトルボディ(微細体)となって、私のそばを通り過ぎました。

今は、サトルボディが徐々に見えなくなり、
目を閉じたら、おへその奥側にサイババの顔写真が見えます。

サイババの帰依者さんが、ロンドンの家にサイババのサトルボディが来た、という体験談があります。
サイババとのつながりの強さを示しているようです。
インドに来た当初、心の底では、私はサイババなんて信じていませんでした。

ですが、マンディール(神殿)の鳩が木の枝や羽を落としたり、
ホテルで前のお客さんがシヴァリンガの写真を落としたり、



そんなメッセージを送ってきてくれました。
「わかったよ、サイババ。アナタが私のそばにいることが分かった」
と伝えると、鳩からのいたずらはピタッと止まりました。

神は求めるものでなく、神に愛されていることに気づくものなんだ、と気づきました。

マンディールでバジャンを聞いていると、
身体に変化を感じます。
エネルギーの使い方を教わります。
エネルギーの使い方の応用としてサトルボディが見えるようになります。
最終的には、ヴァイクンタまで見せてもらえるようになりました。

ヴァイクンタとは……。
インドでは、人間は輪廻転生を繰り返している、と考えられています。
インドでは二つの天国があります。
スヴァルガとヴァイクンタです。

スヴァルガは、お花畑で天女が舞い踊っているような所です。
次に生まれ変わるときまでの待機場所です。

ですが、輪廻転生が終わるときがあります。
それは、その人自身が神様になったときです。
ゲームでいうと全てのステージをクリアしたような感じです。
全クリすると、ヴァイクンタに行って、もう地球上に生まれ変わることはありません。
ずっと楽園に暮らせるよ、ということです。

私は、サイババのマンディールでシヴァラートリのときに
ヴァイクンタを体験させてもらいました。
これがインドに連れてこられた理由だと思っています。

サイババは、その人が一番理解できる方法でメッセージを選んでくれます。
理解したら、さらに深いやり方で、メッセージを選んでくれます。

私の場合は、
鳩→シヴァリンガの写真→ヨガ(エネルギーコントロール)→サトルボディ→ヴァイクンタ
でした。

私の場合、インドに来て、いきなりヴァイクンタを見せられても、理解できなかったと思います。
「お前、とりあえず鳩な」となったのです。

人によっては、いきなりサトルボディが見える人がいるかもしれませんし、
鳩で終わる人もいるかもしれません。
鳩じゃなくて、お腹を壊す、のかもしれません。

すべては、その人の段階に応じてくれているだけです。

さて。

ナラシンハさんという、サイババの通訳だった人がいました。
このナラシンハさんが、サイババにマドゥスーダン少年を紹介しました。

「サイババ。このマドゥスーダン少年は、あなたの霊を憑依することができて、
 あなたの動きを一挙一動再現できます」

すると、サイババが怒りました。

「どうして私が、こんな汚い身体に乗り移らないといけないのか?」

汚いは言い過ぎな気がしますが、それほどお怒りな訳です。

「私は、憑依だの何だの、そんなことはしない。
 本当に言いたいことがあるなら、直接、話をする」

サティヤジットさんといって、晩年のサイババのお世話をしていた人がいました。

マドゥスーダンさんがサイババの霊を憑依させて(?)、
サティヤジットさんを呼び出し、こう伝えました。

「サティヤジット。私の棺を開けなさい。そうすれば、面白いものをご覧に掛けよう」

サイババの葬式の後、ナラシンハさんに誘われました。
「(サイババが亡くなって)大変だろう? 君もこんなところを捨ててムデナハリに来ないか?」

サティヤジットさんが無視すると、お二人は姿を消しました。

マドゥスーダンさんもナラシンハさんも、
サイババの死をビジネスチャンスに捉えているようです。

マドゥスーダンさんは、インドのムデナハリで居を構えています。
ダルシャン(集会)に姿を現します。
帰依者さんたちがサイババの再来として、わーっと喜びます。

マドゥスーダンさんはサイババよろしく、帰依者さんを選んで、個室に呼び出します。

「昨晩、私の枕元にサイババが立っていました。
 サイババは、貴方がお持ちの高級車を
 わたくしマドゥスーダンに寄付するように言いました」

「あなたの車をマドゥスーダンさんにあげなさい」
それがサイババの考えだと言うのです。
それで、帰依者さんはあっさりと車を譲り渡すわけです。

セッションとか、A→B→C→Xとか、あったもんじゃありません。

つづく