皆様 Merry Christmas to you all. 楽しいクリスマスをお過ごしください。
今日はちょうど日曜日でいろんな過ごし方をしていらっしゃるんでしょうね。M1もやってますね。
私は朝から関西人らしく中川家のタクシーコントをみて涙流して笑ってました。めちゃくちゃ面白い。
最近の投稿はスピーチ投稿ばっかりだったので今日は英語教師らしく文法に触れていこうかなと思います。
英語の数って日本語と認識がかなり違うなと思います。
名詞にaをつけたり、someをつけたりanyをつけたりと。
これ実は教える側もかなり頭を悩ませるところなんです。
どうやったらしっくりくる教え方ができるだろうか。とかれこれ20年ずっと考えてきていてまだ考えてます。←長すぎるんですが。😅
その中でも今まで私がネイティブ講師、友人たち、夫に聞いてデータをとって面白いと思ったのが
a couple
とseveral です。
a couple of は今はもしかしたら教え方が違うかもしれませんが、私の時代はa fewのように2−3の数を表していると習ったのですが、どのネイティブに聞いても彼らの認識は「2」です。
同僚のネイティブ講師にしつこく聞くと最後には、窓の外を指さして、「あのカップルを見ろ! 何人だ!」→私 「2」→同僚「ほら、わかったか」
と言われ、引き下がったことがありました。😅
そして教える時にいつも「うっ」となってしまうのがseveralなんです。
一応severalの認識は
more than two but not very many
なんですよね。2以上だけど多くはない。ということでこちらは人それぞれや場合によってその「多い」と思う数が違ってくるからなんです。
例えばクッキーを食べる時、私は2つでもうギブアップ状態ですが、4枚以上食べたとなるともうそれはseveralではなくmanyの領域に入っていきます。でも食べ盛りの子供や若い人なら6枚ぐらいでmanyかもしれませんよね。
では具体的に a coupleは「2」で a fewは一般的に「2−3」といわれ、severalはどうなの?ということでこちらもうちのネイティブ講師や家族に協力してみると皆さん口を揃えていうのは「severalはとても不明瞭な数でその時の人や状況によって変わるので特定はできにくい。severalの数字を考えたこともない」とのことです。
でも、そこをあえて言うならどれぐらいと聞くと3−4ぐらいかなぁという感覚。
でも他の人は2ー3の人もいました。
severalを具体的に数で表そうとするのがちょっと外れているのかもしれませんね。ここは感覚の領域なのかもしれません。
文法的にはsomeと違って可算名詞のみの前にくっつくので、数の認識はわかります。1個1個は見えたり、頭の中で形ができることはできます。
It took several days/ weeks/ for the package to arrive.
He got there several hours ago.
でもこんな風にも使うんですよ。
several million years ago とかseveral million people. 3-4 どころではないですね。😊
ということでseveralは2以上だけど多くはない。「多い」はその状況や人によって変わる。
可算名詞の前につく形容詞
参考になるかは分かりませんが severalの他にも some やa few, fewなどの数の説明がとても上手なサイトを見つけたので参考にしてください。
では良いクリスマスをお過ごしください。
過去の文法記事: invest in itの謎
change jobs, trains, doctors…. change ➕名詞の複数形
英語しっかりサポプラスワン ジオ