こんにちは。
英語しっかりサポプラスワンGeoです。
今日は第二文型におけるbe動詞とget の違いについて書こうと思います。
文型のブログはこちら
I'm angry./ I got angry.
I'm surprised./ I got surprised.
It's dark. / It gets dark. / It's getting dark.
I'm married./ I got married.
など 同じ S be C の構文でありながら、be動詞(am)とgetって違いがあるの??と思われたことありますか。
日本語では、なかなかこの違いが表せなくて、教えるときも大変です。
基本はbe 動詞は「状態」を表しています。
I'm angry. だったら 「怒っている状態」
I'm surprised. だったら「驚いている状態」
It's dark. は真っ暗
I'm married. だったら既婚者
と、今、すでに100%その状態になっています。
「動きは???」「ありません。(状態なので)」
すでに主語はその状態になってます。
次にgetですが、以前 go, get, comeでも書きましたが、getは自分の中に物・人・事を取り込む性質があります。(勝手に入ってくる時もあり)
ここでは形容詞 つまり 「怒る」「驚く」「暗い」などの状態を自分の中に引き込む、→ 「その状態になる」ということで、その状態に至るまでの「時間・距離」などを表現することができます。
Getを使うことで「古い状態・立場を終えて新しい状態・立場へ変化します。」
こちらを参考にしてください。
ここで2つ例を出しますね。
I got angry. 「怒っている状態になる」これはいい日本語訳がありまして、「カッとなる」です。「普通の状態→怒りへ変化」
I got surprised. これだけでは分かりにくいので、この文では、surprisedの後に'at the news'を入れますね。
I got surprised at the news. 「そのニュースに驚いた」
At the news の atは同時性を表しますので、ニュースを聞くや否や(as soon as i heard the news) ほぼ瞬間に驚いた。という意味です。「感情の変化」が見られますね。
次に It gets dark.ですが、こちらは写真でどうぞ。
It's dark. だと
真っ暗な状態。
It's getting dark だと(ここでは進行形を使うと)
色鮮やかな夕陽の変化を表現することできます。
「暗くなっていく。」
最後に
I'm married.ですがこちらは「結婚している状態」なので「既婚者」になります。
I got married. は結婚するまでに至る動きになりますので、実際に籍を入れたり、式をあげたり、一緒に住み出したりとか結婚する動作に焦点が当たっています。
ちなみに「私は去年彼と結婚した」は I got married to him last year. とto の前置詞がつきます。ほとんどの生徒さんが “I got married with him last year.“とおっしゃるのですが、そうなると I got married with my children.のように「子供を連れて結婚した」の意味になりますね。
前置詞の‘to' は「到着点に接着する(くっつく)」という性質を持っています。結婚するならやっぱりしっかりくっついて離れない方がいいですよね。という方法で覚えていただいています。
状態と動作
これで少しでも違いがわかっていただければ幸いです。
生徒さんがブログを読んでくださっているとおっしゃってくださってやる気倍増です。まだまだ伝えたいことたくさんありますので、お楽しみに。
英語しっかりサポプラスワンGeo