普段、ボランティアや被災地支援の運行に使っているマイクロバス・リエッセですが、バスは飾っておくものではありません。動かして、使って、乗ってもらってこそ本領を発揮するものと考えております。
バスとしての利用方法として、劇用車があります。
ドラマや映画のロケで登場するバスです。
少なからずバスが登場する場面はありますが、なんとなく出るバスはいつも同じ(ラッピング等装飾はされていますので、見た感じバラエティ豊かに見えますが、実のところ同じバスだったりします)感じがしています。
特に中型~小型のマイクロバスは、そもそも劇用車としての車両が無いようで、実際のバス会社を使ってのロケ以外はあまり見られないようです。下手するとロケバスがそのまま劇用車として使われることもあるようです。
そこで、私の所有するマイクロバス・リエッセをもっと活用してはどうかと考え、劇用車としての利用を提案した次第です。
バスはこんな感じです。
こちらが全景
これは購入時の何の装飾もない状態でしたが、自前でストライプを施し、前のロケのラッピングを残した結果、現在はこのような外装になっています。
ロゴなどは剥がして新たなラッピング・装飾もOKです。
リアはこんな感じです。
こちらが車内
ロケ時は実際に撮影器具を持ち込んで撮影しますが、広いスペースが確保できますので、機材&スタッフも余裕の収容力です。
車内:真ん中にあるスーパーシート、カーテンは脱着可能です。(要原状復帰)
運転席周り
路線バスの雰囲気そのものです。
装備品ですが、
全面方向幕:幕のモーター稼働します。幕をご用意頂ければ回転表示も可能です。
こちらは操作部になります。
備え付けの方向幕でも、そのまま使えるコマもあります。
幕の交換も可能です。
赤色灯も装備。終バスの雰囲気を演出します。
前後自動ドア:運転席で開閉動作可能です。
整理券BOX:中ドア付近にあり、整理券発行可能です。
こちらは運転席にある整理券発行の制御器。任意の番号を設定できます。
ロール紙は十分に用意しております。
自動放送:動作しますが、元事業者の音声のみの再生となります。
こちらが操作部。運転席わきにあります。
ドア開閉の際、「発車します」と自動アナウンスできます。
降車ボタン:天井・柱部に設置されています。押すと『止まります』が点灯しチャイムが鳴ります。
こちらは運転席の停車表示(稼働します)
運賃箱:両替などの動作はしませんが、箱は備え付けております。(現金投入可能)
と、元路線バス(町営バス)で、装備品をそのまま引き継いだので、路線バスリアリティ満載の仕様となっております。
路線バスの雰囲気を十分に演出できるものと思います。
コースター・ローザなどのマイクロバスと、基本的には同じサイズですが、大型バスのようにドアが前・中と付いており、座席数が少ないこともあって空間が広く、撮影には適したつくりとなっています。
これまでにも、ドラマ・映画(自主映画)の撮影で協力させていただきました。
運転の対応もいたします。(原則、私本人が持ち込み、運転します。別途運転手をご用意される場合は、ルールに則った運転をしていただくこと、車両に大きな負荷がかかる運転をしないことを約束していただきます。)
前述のとおり、外装、内装のラッピングもしていただいて構いません。原則原状復帰していただきますが、宣伝等効果が望める場合や、秀逸なデザインでしばらくこのままにしておきたいなどあれば、柔軟に対応いたします。
本車両提供も、原則ボランティアで行っておりますので、実費(燃料代、高速代、駐車場代)と車両ならびに運転手の拘束費用のご負担のみで構いません。ただし、仕事の合間での対応ですので、スケジュール等調整をしていただく場合もありますので、ご容赦ください。
バスは1台しかありません、故障や事故など不測の事態で車両提供できなく事態も想定されますので、その点はご容赦ください。
映画、ドラマ、ドキュメンタリー、バラエティー等いろんなジャンルでの対応をいたしますが、公序良俗に反するような内容、カーチェイス、危険行為を伴う運転、車体を傷つける行為を伴う撮影、現状復帰できない撮影などに対しては提供いたしません。
(事前に内容をお聞きしたうえで、判断させていただきます)
エンドロール等への掲載については、その都度協議させていただきます。
街のコミュニティーバス
田舎のローカルバス
バスに関する技術解説
お子様向けの道徳教育説明
などなど、用途は多様かと思います。
ぜひ、ご検討くださいませ。
何かご質問・連絡等ございましたらメッセージを頂ければと存じます。
なお、バスの常駐箇所は千葉県市原市となります。(ナンバーは山梨ナンバーです)
バス・ボランティア・サービス
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