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27Sep
- 沼本ダム　（神奈川県）
  相模ダムの下流・城山ダムの上流にある沼本ダムです。ダム周辺立ち入り不可、見学スポット皆無　　以上！と、ほとんど見ることができない沼本ダムですがマニア的には面白いダムで実は城山ダムに堰き止められている水で堤体の半分以上が沈んでいます。よく下流に新しい大きなダムを造ったことにより、もともとあったダムが沈んで運用を終了してしまうというのはありますが、こちらは城山ダム建設で堤体の半分以上が沈んでいますが現役で活躍しています。城山ダムが増水すると城山ダムのダム湖と沼本ダムのダム湖との水位落差がほんとんど無くなることがあるとかないとか。うーん、草木がもう少しすっきりしていたらもっと良く見れたかな？ちなみにインターネット上には沼本ダムの堤体を下流側から望遠で撮影している写真が何枚か散見されるので調べてみると、どうやら沼本ダム下流の湖畔の道なき道を辿ると良く堤体が見えるみたいなのでそれらしき場所まで実際に行ってみたのですが今回は辿り着けず・・・城山ダムの水位が下がらないと行けないのかな。河川：相模川水系相模川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）・工業用水（I)・上水道（W)堤高：34.5ｍ提頂長：126ｍ着手：1937年竣工：1943年事業者：神奈川県企業庁撮影：2023年7月
- 相模ダム　（神奈川県）
  国内で最初に作られた多目的ダムの相模ダムです。戦時中に建設されたダムで過酷な労働もあり殉職者も発生しました。上流側から見た光景。ローラーゲートが５門、さらに右側には発電所用のローラーゲートがあります。天端は歩行者のみ通行可能。左奥は発電施設です。ゲートはローラーゲートになっています。戦前着工のダムとあって古めかしい堤体をしているのですが下流側から堤体を眺めることができる場所がほとんど無いのが残念。天端から下流側を眺める。（あの発電施設からは綺麗に堤体を眺めることができるんだろうけどな・・・）河川：相模川水系相模川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）・工業用水（I)・上水道（W)堤高：58.4ｍ提頂長：196ｍ着手：1937年竣工：1947年事業者：神奈川県企業庁撮影：2023年6月
24Sep
- 石小屋ダム　（神奈川県）
  宮ケ瀬ダムのすぐ下流にある石小屋ダムです。宮ケ瀬ダムの副ダムなのですが、副ダムというと減勢工（放流の勢いを一旦抑えてから下流の河川に流すもの）というあくまで付属品で本体のダムとセットになっているもので別のダムという感覚ではないので宮ケ瀬ダムは大きすぎるためか副ダムがダムの基準（高さ15m以上）をクリアしてしまい別のダムになってしまったみたいです。宮ケ瀬ダムの副ダム、石小屋ダムは宮ケ瀬ダム堤体直下から徒歩5分程度で見学することができます。自然越流式の洪水吐があるだけのシンプルな構造です。天端はなかなかおしゃれなデザインをしています。訪問した時は放流まではほど遠い様子。自然越流式の洪水吐を水が越えるのを待ってたら相模川に水が流れませんのでホロージェットバルブ式の常用洪水吐があります。天端から下流側を眺める。まさかの副ダムがあります（笑）（副ダムの副ダム？？？）あれをちょっと大きくしたのが一般的な副ダムですよね～石小屋ダムで重要なのはどちらかというとこちら↑津久井導水路です～石小屋ダムのダム湖である石小屋湖と道志川（道志ダムの下流で相模川と合流する少し手前のポイント）まで導水路が繋がっています。もうひとつ宮ケ瀬湖と道志川（道志ダムの少し上流のポイント）までを結ぶ道志導水路があり、この2本の導水路で宮ケ瀬ダム・相模ダム・城山ダム・道志ダムの総合運用をしています。道志川から宮ケ瀬湖に水を送る・石小屋湖から道志川に水を戻す等をして各ダムの貯水容量に応じて水を動かして相模川全体の水量が安定するように運用しているそうです。ダムカードもGETしました。河川：相模川水系中津川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）・洪水調節（F)・河川維持（N)・上水道（W)堤高：34.5ｍ提頂長：87ｍ着手：1971年竣工：2000年事業者：国土交通省関東地方建設局撮影：2023年4月
- 宮ケ瀬ダム　（神奈川県）
  神奈川県を代表する巨大ダムの宮ケ瀬ダムです。こちらは全国でも観光地化されているダムTOP3に入るようなダムで多くの見学客が訪れるスポットではないでしょうか。そのためインターネット上にも数多くの記載がありますので詳しくは深堀しませんが掲載したいと思います～堤体を見てまず目立つのが自然越流式の非常用洪水吐。実はこれ内部がプールになっていて一旦水がプールに貯まってから放流されるという珍しいタイプです。高位常用洪水吐。いわゆるオリフィスゲートですね。宮ケ瀬ダム名物の観光放流はここから放流されます。観光放流は4～11月の毎週水曜日・第2、4金曜日・第2日曜日11：00・14：00に行われています。堤体直下には橋が架かっており真正面から見ることができます。こちらは低位常用洪水吐でいわゆるコンジットゲートです。内部はラジアルゲートになっているようです。こちらは利水放流設備です。選択取水設備（表面取水設備）で取水された水が流れてきます。（発電所を通さないもののみ）堤体直下に来てみました。関東を代表する巨大ダムとあって迫力満点です。堤体直下から天端間の移動はエレベーター（無料）・インクライン（有料）・車または徒歩で周辺道路を迂回（無料）の3パターンがあります。一般的なのはエレベータかインクラインですね～まずはエレベータを使って天端まで登っていきたいと思います。堤体の中心部をエレベーターが通っています。エレベーターホールなどは外と比べると少し涼しいです。天端まで来ました。横幅が広すぎて、もはやダムの天端というよりは通行量の多い道路の橋に見えます。宮ケ瀬ダムができる前の様子です。これほどの巨大ダムとあってかなりの面積が水没し、住民の方々はダム湖周辺や厚木市の宮の里などに移転されました。天端から下流側を眺める。ダム上流側を眺める。選択取水設備（左）と非常用洪水吐（右）、2つの建物はエレベーター塔と展望台です。非常用洪水吐はプールになっていて一旦プールに水が貯まってから下流に流れます。この構造は減勢の意味合いが強いのですかね。選択取水設備（表面取水設備）です。そういえば選択取水設備について当ブログで解説していませんでしたがダム湖に貯まる水は深さによって水温が異なり例えば表面の水温は高いですが深層（下層）部の水温は太陽光が届かなかったりで低くなります。何も考えずに放流すると下流の河川の生態系を破壊してしまうので状況に応じて適切な深さ、水温の水を下流に流しています。また湖の濁りなどを除去する際にも使用します。右岸側から堤体を眺める。左岸側から堤体を眺める。なにやらケーブルカーみたいなものが見えますが、あちらはダム建設時に使用していた物資運搬用インクラインをダム完成後に観光用に転用したインクラインです。小生が人生で初めて訪問したダムがこの宮ケ瀬ダムなのですが当時小学校低学年だった自分はこのインクラインに乗った記憶しかありませんでした…当時の自分はダムに興味なし（笑）無骨な感じが非常に良きです。屋根の上の家庭用室外機もいいです。小学生以来かなり久しぶりですがインクラインにも乗車してみました。天端と堤体直下の移動は無料のエレベーターがあるものの多くの方がインクライン（有料）に乗車していました。宮ケ瀬ダムを代表するアトラクションですね！この日は平日だったので自分1人のみで出発。繫忙日は時刻表をもとにある程度人数が集まるまで待たされるでしょうがこの日はお客さんが乗り次第発車という感じでした。ケーブルカーと同じように1台動けば反対の車両も動くシステムです。反対の車両とすれ違います。向こうはまさかの乗客0人だったので自分のためだけに2台のインクラインが動きました（笑）途中で傾斜角が変わったりしてるんですね～撮りインクラインもきちんとしました。個人的には下側からみたこの顔が好みです。今度は非常用洪水吐からの放流・・・はかなりの危険事態ですがオリフィスゲートからの観光放流は見てみたいですね。ダムカードもGETしました。河川：相模川水系中津川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）・洪水調節（F)・河川維持（N)・上水道（W)堤高：156ｍ提頂長：375ｍ着手：1971年竣工：2000年事業者：国土交通省関東地方建設局撮影：2023年4月
15May
- 本沢ダム　（神奈川県）
  城山ダムのすぐ近くにある本沢ダムです。発電専用のセンターコア型ロックフィルダムでダム湖は城山湖と言われています。城山ダムのダム湖が城山湖と勘違いされがちですが城山ダムのダム湖は津久井湖となります。ダム湖自体はあまり大きくありません。城山ダムと揚水発電を行っており本沢ダムは上池として機能しています。10年に1度だけ発電を止めてダム湖の水を全て抜いてメンテナンスしているそうです。前回が2018年だったようなので次回は2028年でしょうかね？自然越流式の非常用洪水吐があります。城山ダムの津久井湖から意図的に水を引っ張ってこないと貯水量は増えず自然に増水することはないため多分使うことはないでしょうね。ほんとに緊急時用ですね。訪問した際はがけ崩れ箇所の工事期間だったようでダム天端に訪れることはできませんでしたが上から眺められるスポットがあったのでそちらからダムを撮影しました。神奈川県横浜市方面の景色が見渡せました。天気が良いと都内のビル群も見えると思います。（津久井湖記念館でダムカードを配布しています）河川：境川水系境川形式：ロックフィルダム目的：発電（P）堤高：73ｍ提頂長：234ｍ着手：1960年竣工：1965年事業者：神奈川県企業庁撮影：2023年4月
- 城山ダム　（神奈川県）
  相模川水系相模川にある城山ダムです。左岸側に堤体を見学することができる広場がありますが、この場所以外に下流側から眺められるスポットが一切無いためドローン等を使わないと綺麗には写真撮影できません。天端には国道413号線が通っており天端国道と言われています。城山ダムのダム湖は津久井湖となります。城山湖が別に存在するためそちらと勘違いされがちですが城山湖は本沢ダムのダム湖となります。また本沢ダムと揚水発電を行っており本沢ダムが上池、城山ダムは下池として機能しています。（相模川水系ダム管理事務所と津久井湖記念館でダムカードを配布しています）河川：相模川水系相模川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）・洪水調節（F)・上水道（W)・工業用水（I）堤高：75ｍ提頂長：260ｍ着手：1960年竣工：1964年事業者：神奈川県企業庁撮影：2023年4月
14May
- 三保ダム　（神奈川県）
  神奈川県の酒匂川水系河内川にある三保ダムです。当初は酒匂ダムと呼ばれる予定でしたが水没した三保村から取って三保ダムとなりました。三保ダムはセンターコア型ロックフィルダムですが洪水吐に立派なコンクリートの堤体があるため重力式コンクリートダムと間違われやすいです。しかし左岸側からダムを眺めるとロックフィルであることがよく分かります。ロックフィルですが洪水吐だけ重力式のようになっている面白いダムです。天端は歩くことができます。堤体中央部がすこしうねるように曲がっているのも特徴的で尚且つ水平ではないのが面白いです。ロックフィルダムは中心部にあるセンターコアを中心に砂や砂利を山のような形にして盛って水を堰き止めています。重力式コンクリートダムやアーチダムのようにコンクリートは使われていませんが三保ダムは洪水吐のところが重力式コンクリートダムみたいな堤体になっています。堤体斜面は歩道になっており下流の公園まで行くことができます。ダム湖は丹沢湖です。天端から下流側を眺める。堤体右岸側に洪水吐があります。通路に網状のフェンスがあり洪水吐真下を見ることができます。放流していたら迫力凄いかも。各ゲートに操作室が1つ付いています。ゲートはラジアルゲートが4門、ローラーゲートが1門付いています。写真左手からの斜めの切込みは非常用洪水吐です。右下は非常用洪水吐。ロックフィルダムやアースダムは天端を水が乗り越えてしまうと大変なことになりかねませんので、ロックフィルに限らずどのダムにもありますが非常用洪水吐が大きいですね。常用洪水吐でもさばき切れない流入量の場合はここを自然越流します。下流側の公園まで降りてみます。三保ダムを再現したミニチュア模型が設置されています。下流から洪水吐を眺める。いかにも重力式コンクリートダムの堤体に見えますが本堤体は右側にあります。そして副ダム（減勢工）が2段あるみたいです。正面から洪水吐を眺める。ダム堤体の全体を写した写真になります。建設時に使用した仮排水トンネルです。どうやら今も使っているみたいで、たぶんですがダム湖にある選択取水設備（表面取水設備）から取水された水がこちらに流れてくるようになっているものと思います。丹沢湖記念館でダムカードをGETしました。熊木ダム・玄倉ダムのダムガードも頂きましたがまだ行けてませんのでとりあえずキープしておきます。そちらと大又沢ダムは神奈川県のダムの中でも到達難易度がかなり高いダムとなりますのでいつ行けるか分かりませんが（笑）最後に当ブログ管理人の愛車とツーショットを～河川：酒匂川水系河内川形式：ロックフィルダム目的：発電（P）・洪水調節（F)・上水道（W)堤高：95ｍ提頂長：587.7ｍ着手：1969年竣工：1978年事業者：神奈川県企業庁撮影：2023年4月
13May
- 神二ダム　（富山県）
  前回の神一ダムに続き神通川にある神二ダムです。神一ダムの下流にあるダムでさらに下流には神三ダムがあります。神通川第一・第二・第三ダムという感じです。クレスト部にラジアルゲートが9門付いています。訪問時には1門だけ開けて放流していました～クレスト部の基本的な形は神一ダムとほぼ同じですが、こちらは神一ダムよりも堤高が5ｍ低くなっており減勢部は見えません。自分のぱっとみの感覚ですが5ｍ以上に高さの違いがある気がするので下流部が堆砂していて見た目が小さく見えてしまう秋葉ダムのような感じですかね？それか下流の水面が高いのか。（素人なのでこれ以上に発言は控えます）ちなみに右岸側（写真から見て左側）に排砂ゲートが付いてるっぽい。天端は歩行者に開放されており通行することができます。ダム湖側の柵がわりと低め。神二ダムのダム湖。右岸側から放流を眺める。下流には神三ダムがありますが今回は日没と時間の関係でここまでの訪問となります。正直なところ神三ダムは堤高が低くてどちらかというと堰の見た目なのでダムマニア初心者（にわか）の自分はスルーしてしまいました。あの感じのダムでも魅力的ですけどね～神一ダムとともに再訪したいものです！（神二ダムはダムカードの配布はありません）河川：神通川水系神通川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）堤高：40ｍ提頂長：336.8ｍ着手：1952年竣工：1953年事業者：北陸電力撮影：2023年3月
- 神一ダム　（富山県）
  神通川水系神通川にある神一ダムです。こちらのダムは以前から是非とも訪れてみたかったダムでした！神通川第一ダムとも呼ばれます。ダム後方には高山本線が走っています～クレスト部から減勢部にかけての堤体導流部の曲線がめっちゃカッコいいです～ラジアルゲートが9門も付いているのも良いです。ゲートが多いダムとしてはラジアルゲートが21門も付いている大井ダムなども圧巻ですが神一ダムも圧巻です。ダム堤体下流側にはこのような遺構のような物があり最初はダム建設時に使用した仮排水トンネルの名残かと思っていましたが違うようです。（詳細はよく分かりません）天端は歩行者用に開放されています。ダム堤体と並行してすぐ下流側に自動車も通れる橋がありますので（↑↑の写真はその橋で撮影）通行する人はほとんど居ないと思いますが北陸電力さんのダムは天端を開放しておいてくれていることが多いようですね～多目的ダムなどで観光地化されていたり天端を道路が通っているものではない発電専用のダムでは近寄れないことが多かったりするのでダムマニアとしては嬉しいです。天端を歩いてみます。なんか小河内ダムのダム湖にある麦山浮橋みたいなやつが…渡ってみたい（笑）神通川第一発電所への取水口。右側にはダム湖、左側にはクレスト部ラジアルゲートの機器があります。ダム湖はあまり大きくありません。ダム右岸側から天端を眺める。右岸側には点検時に使用すると思われる仮の止水板(予備ゲート)が置いてありました。下流側からは見えませんでしたが左岸側には発電所の放流口と思われるものが。この時は発電していないようでした。ダム上流側から眺める。神一ダムの近くには神二ダム・神三ダムと立て続けにダムがあります。梓川三姉妹（稲核ダム・水殿ダム・奈川渡ダム）ならぬ神通川三姉妹と呼んでも良さそうですが特に呼ばれてませんね…神一ダムは堤体導流部がほんとにカッコいいので晴れてる日にまた再訪したいです～（神一ダムはダムカードの配布はありません）河川：神通川水系神通川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）堤高：45ｍ提頂長：344.4ｍ着手：1951年竣工：1954年事業者：北陸電力撮影：2023年3月
12May
- 新猪谷ダム　（岐阜県）
  神通川水系高原川にある発電専用ダムの新猪谷ダムです。国道41号線を走っていると見ることができます。写真には写っていませんがラジアルゲートが3門あります。天端は歩行者用に開放されており通行することができます。いかにも通れなさそうですが通行することができます！なんか悪いことをしている気になりますが大丈夫です～天端最上部を渡って対岸に渡ることができます。ダム湖を眺める。左手に見えるのは国道41号線です。発電用取水口。水が取り込まれています。下流側から綺麗にダム堤体を見れるスポットがありますが今回は時間の都合でパス。神一ダムと新猪谷ダムはまたリベンジ訪問したいです～（新猪谷ダムはダムカードの配布はありません）河川：神通川水系高原川形式：重力式コンクリートダム目的：発電（P）堤高：56ｍ提頂長：154ｍ着手：1961年竣工：1963年事業者：北陸電力撮影：2023年3月
- 洞谷流路工　（岐阜県）
  こちらはダムではありませんが砂防堰堤の類となります。1979年8月、激しい豪雨で洞谷地区は大規模な土石流が発生し犠牲者も出る豪雨災害となりました。その対策としてかつての渓流に底固めの流路工が作られました。最上段に砂防堰堤が設置されており、下流に向かって階段状に流路工が整備されています。水が多く流れているときはかなり圧巻な光景となるようです。ここまで大規模な流路工はなかなか珍しいのではないでしょうか。奥飛騨温泉郷のすぐそばなので温泉に訪れた際は是非立ち寄ってほしいです～
11May
- 奈川渡ダム　（長野県）
  前回の水殿ダムに続き梓川3姉妹の中で最も上流にある奈川渡ダムを見学～こちらもアーチ式ダムでかなり巨大な堤体で圧巻です。梓川3姉妹の中では最大のサイズです。7段のキャットウォークがアクセントになって良いです～歩いてみたい！上流側からダムを眺める。右下は発電用取水口の点検時に使用する蓋です。奈川渡ダムは下流の水殿ダムと揚水発電を行っています。天端は道路になっており国道158号線が通っています。天端国道と呼ばれており神奈川県の城山ダムなども有名ですね。水殿ダムと同様に堤体にも取水口が付いており点検用の蓋があります。点検時にはこの蓋を開けて止水板（仮の水門）をクレーンで持ってきて上から差し込んで水の流入を止めたあと中に残った水を排水した状態で取水口の点検を行うようです。下流側は水殿ダムのダム湖です。ダム右岸側にある旧資料館（現在はお手洗いのみ）に梓川3姉妹の位置関係がよくわかる写真がありました。洪水吐はトンネル方式という非常に特徴的で珍しいものになっています。放流しているシーンを外からは絶対に見ることができないダムですね～ローラーゲートが2門付いています。洪水吐の入り口。これは放流してますね～もっこりしている部分がトンネルですね。トンネルが下流まで続いており放流しています。水が流れて放流している音がうっすらと聞こえます～近くの道の駅2か所でダムカードを配布しています。自分はこのまま車で富山県内のダムを巡りに向かったのですが日が沈むまで時間が無かったので立ち寄らず貰いませんでした…稲核ダムに滞在し過ぎた(;´∀｀)河川：信濃川水系梓川形式：アーチダム目的：発電（P）堤高：155ｍ提頂長：355.5ｍ着手：1961年竣工：1969年事業者：東京電力撮影：2023年3月
- 水殿ダム　（長野県）
  前回の稲核ダムに続き水殿ダムを見学～梓川3姉妹の中の1つで稲核ダムの上流にあるダムです。巨大なアーチダムの堤体は圧巻です！下流側に露骨な発電所があるのも特徴的ですね。右岸側には洪水吐があります。訪問した際は雪解け水の影響なのか1門だけ開けて放流していました！稲核ダムと同様に基本的には放流していないので貴重なシーンを見れました。洪水吐はラジアルゲートが2門設置されています。洪水吐はスキージャンプ式で末端は途切れています。放流先は稲核ダムのダム湖です。後ほど写真に写っている下流の道にも行ってみました。天端は歩くことができます～天端中央から左岸側にかけて何やらレールが…レールの先には車輪の付いた巨大なクレーン車が！こちらは発電用の取水口を点検する際に湖の水が内部に流入しないようにするための止水板（仮の水門）を設置するためのもので点検時には天端中央までレールを走行するようです。天端中央にはこのような蓋が複数設置されています。点検時にはこの蓋を開けて止水板（仮の水門）をクレーンで持ってきて上から差し込んで水の流入を止めたあと中に残った水を排水した状態で取水口の点検を行うようです。上流にある奈川渡ダムと揚水発電を行っており水殿ダムは下池として機能しています。下流側の洪水吐の真下にある道まで降りてきました！洪水吐真下のトンネルから先は発電所の入り口で立ち入り禁止となっています。放流の迫力が凄い！ダムのすぐ近くにある道の駅「風穴の里」でダムカードをGETしました！河川：信濃川水系梓川形式：アーチダム目的：発電（P）堤高：95.5ｍ提頂長：343.3ｍ着手：1965年竣工：1969年事業者：東京電力撮影：2023年3月
- 稲核ダム　（長野県）
  個人的な話ですが半年ほど前から水をせき止めるダムにドハマりしてしまい全国の色々なダムを調べたりするのが最近のマイブームとなっています～ということでダム巡りを趣味にひとつに追加しました（笑）よっぽどの秘境でなければ国内のダムに関してはインターネット上にも多くの有識者の方が詳しく解説を掲載されておりますので、そちらをご覧頂いた方が有益かと思いますが個人的なダム巡りのアルバムとして新しくダムの記事テーマを作成したので当ブログに書かせていただければなと存じます。トンネルや橋梁など土木構造物には以前から興味がありダムも若干ですが興味の範囲内にありましたがYouTubeでダムライターで写真家の萩原雅紀さんの「SiphonTV」というチャンネルを拝見させていただいたのですが本当に面白くてすっかりダムにハマってしまいました。本当に面白いので自分のブログは今すぐ閉じて頂いてそちらを視聴してほしいです！第1回目は長野県へダム巡りへ～こちらはダムにハマる前、橋梁や廃トンネルなどに興味があったころから是非とも訪問してみたいと思っていた稲核ダムです！大きなアーチダムが見えますがその手前にかかっているダム建設前に使用されていた旧道に架かる旧橋がマジでエモいです～写真は現道にかかる橋から撮影しているものですが旧橋を渡った先はダムで寸断されておりどこへも行くことはできません。なので橋の存在意義は無いのですが解体されずに残っているというのが素晴らしいです。ではさっそく行ってみましょう！松本市側から現道を走行しているとダムの少し手前で旧道へ分け入るポイントを発見できます。立ち入り禁止等の記載はないので歩いて進んでみます！現道にかかる稲核橋が見えてきました！橋をくぐります！ダム堤体がうっすらと見えてきました～はい到着～！現稲核橋と旧稲核橋を旧橋側から眺めています～ダム湖側に橋があれば当然水没していたでしょうがダム下流側に架かっているので普通に渡れちゃいます！ちなみに旧橋を渡った先には何もないので橋自体の存在意義は無いですが、ここまで来る旧道はダムへアクセスするための道路となっており写真右手のダム側には柵があり立ち入れません。エモいです～橋を渡ってみます。かつてはここから道（旧国道158号）が進んでいたのでしょうがダム堤体で寸断されており、その先は水没しています。ダム堤体ギリギリまで近づくことができます。放流をここから見てみたいような見てみたくないような…新旧稲核橋が綺麗に写真に収められました～新旧の橋はどちらもアーチ橋で稲核ダムはアーチダムなのでアーチ・アーチ・アーチですな（つまらん）おっと、新旧稲核橋ばかり見てきましたがこの記事はダムについてでしたね！旧橋から稲核ダムを眺めます～このように真正面からダム堤体を見られるのはなかなか珍しいですね。目的が発電（P）専用ダムですので5門あるローラーゲートが開いて放流されることはほとんどないですね。稲核ダムは東京電力の発電専用ダムで上流にある水殿ダム・奈川渡ダムで揚水発電を行っており梓川三姉妹と呼ばれているそうです。その梓川三姉妹の中でも最も下流に位置しており稲核ダムのダム湖は揚水発電の下池として機能しています。ダム左岸側にはバルブ放流設備（ハウエルバンガーバルブ）があります。現道を上流側に進むとダム堤体を真横から見ることができます。天端（てんば）は立ち入り禁止となっています。ダム近くにある道の駅「風穴の里」でダムカードをGETしました！稲核ダムだけで1時間近くも滞在してしまうくらい面白いダムでした。旧稲核橋に椅子でもおいてダム堤体を眺めながらコーヒーブレイクしたいくらいですわ～河川：信濃川水系梓川形式：アーチダム目的：発電（P）堤高：60ｍ提頂長：192.8ｍ着手：1965年竣工：1968年事業者：東京電力撮影：2023年3月
10May
- アルピコ交通上高地線
  アルピコ交通上高地線を撮影してきました～写真の3000形「モハ10型リバイバルカラー」は撮影日から僅か数日後に定期運用から外れてしまうとのことで滑り込みの撮影となりました。東武鉄道から移籍してきた新型車両20100形は初撮影でした。撮影：2023年3月
- 長野電鉄　2023年3月
  久しぶりに長野電鉄を撮影してきました～HISEは何度見てもカッコいいです！日比谷線０３系は初撮影でした。撮影：2023年3月
19Sep
- 近鉄特急乗車の旅
  近鉄特急に乗車する旅を実施してきましたので、その際の様子を掲載したいと思います～学生時代は18切符信者だったということもあり名阪間の移動はもっぱらJR利用で個人的にはあまり馴染みのなかった近鉄線でしたが、種類豊富な特急列車や広大な路線網など魅力の多い鉄道会社だということに最近になってようやく気が付いた自分であります。今まで近鉄線に全く乗ったことがなかったという訳ではありませんでしたが移動でたまたま利用した程度で趣味としてと乗ったことはありませんでしたので手始めに名阪間を近鉄特急で移動してきました。いずれかは沿線で特急列車を撮影したり様々な路線に乗ってみたいです！まずは名古屋駅から特急宇治山田行き汎用特急に乗車します。特急券を購入してホームへ行くと12400系「サニーカー」がおりました。高校生の頃など18切符で散々大阪などへ行っていたにも関わらず近鉄に興味が無さ過ぎて今まで全く撮影していなかったのが悔やまれます・・・汎用特急車の旧塗装撮りたかったな・・・でも個人的には現行塗装もとても好きですね！22000系「ACE」と連結していました。近鉄の汎用特急はこういった新旧併結が見られるのが面白いポイントですね！自身の購入した特急券の座席は前方に連結されている22000系「ACE」でした。（座席指定もできるようです）「ACE」も何気に1992年運行開始とだいぶ長く走っているんですね。車内はリニューアルされているようで古さを感じさせません。この車両の旧塗装時代の姿を図鑑で観て「こんな電車が関西で走ってるのか～」と思っていたのが小学生の頃の思い出です。喫煙室が設置されている列車というのも珍しくなりつつありますね。地下区間などでは利用できないようです。新旧それぞれの編成が繋がっている連結部に来てみました。22000系「ACE」の運転台12400系「サニーカー」の運転台連結部通路で行先幕を間近で見られるのも面白いですね。もしかして幕式の行先幕を連結部で拝めるのも定期運用されているものでは12400系「サニーカー」・吉野線16000系の連結時のみですかね？同じく貫通扉に行先幕が付いている30000系「ビスタカー（ビスタEX)」はLED式になっているようですし。近鉄特急の名物でもある無料おしぼりもGET。左から「さくらライナー」・「青の交響曲」・「伊勢志摩ライナー」・「しまかぜ」・「ひのとり」・「アーバンライナーnext」・「アーバンライナーplus」・「ACE」のイラストが描かれています。地元の小田急線の特急ロマンスカーの種類が豊富だった中学生の頃が懐かしいです。さっきから思い出話や昔はよかった的な懐古厨発言多めですいません（笑）木曽川・長良川・揖斐川と木曽三川を渡ります。四日市でいったん下車し、ここからは21000系「アーバンライナーplus」鳥羽行きに乗車します。名阪特急の顔として活躍した「アーバンライナー」ですが「ひのとり」の登場により名阪甲特急の運用からは外れてしまいましたが、今でも名阪乙特急、そしてアーバンライナーという名称でありながら伊勢方面への特急に充当されています。普通車でもフットレストが付いていてクオリティーの高い座席が並びます。アーバンライナーと伊勢志摩ライナーは運転席の後ろがデッキになっており前面展望を楽しむことができます。（ただし両車とも片側先頭車がデラックスカーなので列車の進行方向によっては別途特別車両料金が必要です。でもその場合は後方展望なら楽しめますね）雲出川の鉄橋を渡ります。鉄橋を渡りきると伊勢中川駅に到着です。伊勢中川駅の手前には中川短絡線があります。名阪特急は右手に伸びてる短絡線に進み伊勢中川駅を通らずに通過することができます。ちなみに短絡線が出来る前は伊勢中川駅に一度入線してスイッチバックをしていたそうで、JR（国鉄）との名阪間移動に対抗するために作られたショートカット線路というわけです。「アーバンライナーplus」を伊勢中川駅で下車しました。近鉄の普通列車用車両ですが同じ見た目なのに形式が違ったりと色々あるようで、一度沼にハマったら中々抜け出せなそうですね（笑）現段階では特急用車両にはかなり興味がありますが、普通列車沼にはまだ入っていません（笑）伊勢中川駅からは23000系「伊勢志摩ライナー」大阪難波行きに乗車。赤色塗装の編成がやってきました。伊勢志摩ライナーといえば黄色塗装のイメージでしたが今は6編成中3編成が赤色編成のようで、つまり半々ですね。（↑四日市駅で撮影）普通車でもフットレスト、電源コンセントが付いておりクオリティーの高い座席が並びます。車内販売コーナー跡（伊勢志摩ライナーでの車内販売は昨年に営業終了しました。）今回は3種類の近鉄特急に乗車しましたが、まだ乗れていない列車も沢山ありますので是非また乗りに出かけたいです～！【番外編】大阪から自宅までの帰路ではN700S系のグリーン車を利用しました。とても快適でした～撮影：2021年8月　　　　　
05Sep
- 四日市あすなろう鉄道
  四日市にあるナローゲージの鉄道路線「四日市あすなろう鉄道」に乗ってきました～あすなろう四日市駅に停車する四日市あすなろう鉄道の車両。軌間762㎜のナローゲージとあってコンパクトな車体です。運転台の様子。車体の左側ではなく中心にハンドル・計器類が設置されています。元々は近鉄内部線・八王子線の路線でしたが2015年から四日市あすなろう鉄道での運行になり第三セクターの路線になりました。内部線の終点である内部駅。内部駅に車庫があります。全般検査時は部品を取り外したうえで近鉄の塩浜検修車庫にトラックで輸送するそうです。使用車両は近鉄時代から運用されている260系です。四日市あすなろう鉄道移管時に大規模な更新工事が行われました。（3両編成の中間車両は新造）２両編成と3両編成の2パターンあるようです。四日市から乗ってきた編成が入庫し車庫から青色塗装の編成が出庫してきました。もちろん車内もリニューアルされておりほぼ新車の雰囲気です。日永駅で内部線と八王子線が分かれます。八王子線はここ日永駅から1駅先の西日野駅で終点で約1.3㎞の短い路線です。西日野駅からやってきた八王子線。写真の編成はシースルー列車で車内床面が一部ガラスになっており線路や床下を走行中に眺めることができます。日永駅には標準軌（1.435㎜）・狭軌（1.067㎜）・ナローゲージ（762㎜）の違いが分かるレールと台車が展示されています。国内で現存する軌間762㎜のナローゲージの鉄道は四日市あすなろう鉄道のほか三岐鉄道北勢線、黒部峡谷鉄道の3社のみです。撮影：2021年8月　
04Sep
- 東山動植物園　スカイビュートレイン
  愛知県名古屋市にある東山動植物園にスカイビュートレインというモノレールのような乗り物が走っているということで訪問してきました。東山動植物園の入場料500円を支払い園内に入場。早速スカイビュートレインのきっぷ売り場がありました。切符を購入しホームへあがると車両がやってまいりました！モノレールみたいな乗り物が名古屋市内を走っているなんて知りませんでした。しかもこちらは遊園地内の遊戯物扱いなのでそれを踏まえた上で見てみると妙にクオリティーが高いところに驚きます。こちらのスカイビュートレインは正門駅と植物園駅も結びつつ園内を周回する乗り物です。起点の正門駅付近は往路と復路の重複区間の為、まるで複線であるかのように見えます。（複線ではない）奥の方を見ると浅いカーブだと直線レールを繋げているだけのようです。（乗ってみるとかなりガタガタしました…）切符は正門駅から植物園駅の片道が300円、正門駅から正門駅まで1周すると600円（植物園駅での途中下車可）です。車内の様子はこのような感じ。ベンチシートが3つ並んでいます。先頭車両は半室が運転室になっており、家族連れの方が乗っていることが多いので大きなお友達は1本見逃して次の便を待たないと乗れないかも…ちなみに時刻表等はありませんが20分に1本程度運行されているようです。（状況によって本数は変わるのかも？）車窓はなかなかスリルがありとても楽しいです。にしても凄い揺れる（笑）途中に分岐して車庫へ繋がる線路があります。No1・No2・No3の全部で3編成が在籍しているようです。東京モノレールでさえ6両編成なのに圧巻の5両編成という（笑）遊園地の遊戯物とは思えない長大編成です。植物園駅で途中下車してみます。ドアは自動で開きます。植物園駅に停車するスカイビュートレインの車両。広大な敷地をもつ遊園地等の園内移動用の乗り物だと機関車の形をしたトラックが客車型の車両も牽引して走行するものなどがよく見られますが、こちらも経年劣化などで維持が難しくなると園内通路の整備で導入できる牽引トラックなどで置き換わったりしてもおかしくないような気がしますね…軌道はかなり細いです。なので凄い揺れる（笑）一般的な跨座式モノレールと同様に軌道横側に剛体架線がありそこから集電しているようです。動植物園内の様子。写真右奥からやってきて後ろを回って写真左手にやってきます。写真中央部奥が正門駅方向で重複区間が複線のようになっています。右側の建物は東山スカイタワー。園内にある上池の畔を走行するスカイビュートレイン。何度もいいますが東京モノレールが6両編成なのに5両編成という長さである点が面白いです。正門駅を発車し折り返し用のループ線を走行するスカイビュートレイン。ちなみに園内にはスカイビュートレインが運行を開始する前に動物園から植物園の間を結んでいた東山公園モノレールの保存車が展示されています。上野動物園で運行されていたモノレールと同様に地方鉄道法の認可を受けた鉄道路線として運行されていました。このドアは外吊り式なのかな？東山公園モノレールは園内の移動手段としてのほか懸垂式モノレールの実験線としての役割も兼ねていたようで、後に開業する湘南モノレールと千葉都市モノレールに運行で得られたデータが活用されたそうです。ちなみに運行は名古屋市交通局協力会が行っていました。東山公園モノレールは1964年に運行を開始し1974年に廃止され、1987年に現在も運行されているスカイビュートレインが運行を開始しました。懸垂式モノレールと跨座式モノレール（みたいなやつ）の両方が走行したことがある東山動植物園すごいですな（笑）ちなみに懸垂式の東山公園モノレールが運行を開始する前は湖畔列車というミニ鉄道も走っていました。ちなみにスカイビュートレインは当然ですが天候などによって運休したりすることがあるそうですので訪問する際は注意が必要です。東山動植物園ホームページ撮影：2021年8月　
03Sep
- 新潟交通電車線　月潟駅
  平成11年（1999年）まで運行されていた新潟交通電車線。廃止時に終着駅であった月潟駅には電車線で活躍していた鉄道車両と共に当時の駅舎が保存されています。先日、新潟へ行ってきた際に訪問してきましたのでその時の様子を掲載したいと思います。月潟駅の駅舎もともと月潟駅は途中駅でしたが平成5年（1993年）に燕駅側の路線が廃止されてから全線廃止の平成11年（1999年）までは終着駅となっていました。↑モハ11形電車かぼちゃ電車の愛称でよく知られています。昭和8年（1933年）製造で昭和41年（1966年）に車体が更新され現在の姿になりました。訪問した日は保存車両を管理してくださっている「かぼちゃ電車保存会」の方が作業を行っており通電されていたためヘッドライトが点灯していました。静態保存の鉄道車両では珍しく架線が張られているので、まるで現役の鉄道車両のような雰囲気です。↑モワ51形電車　貨物輸送用の車両です。昭和57年（1982年）に貨物輸送が廃止されてからはキ116形↓の動力車として活躍したようです。昭和8年（1933年）製造です。↑キ116形貨車　雪かきを行うラッセル式除雪車です。モワ51形に推進されて走行していました。キ116形は昭和7年（1932年）製造で元々は国鉄で使用されていた車両です。燕駅方面へ続く廃線跡。遊歩道として整備されています。平成5年（1993年）に月潟駅～燕駅間が廃止されてからは月潟駅が終点でした。中ノ口川がすぐ横を流れており、とても雰囲気のよい場所です。白山前駅方面へ続く廃線跡。こちら側も遊歩道として整備されています。駅構内は常時見学することができます。駅舎内や車内などはイベントの際などに見学することができるそうです。詳しくは「かぼちゃ電車保存会」さんのホームページをご確認ください。撮影：2021年8月

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