ある日、娘の友達(女の子)が、寮内の勉強室で一人で勉強していた時のこと。
同じ寮に住む男子生徒が入ってきた。
スーパー天才児として有名な、その男子生徒。
娘の友達が化学の宿題で苦労していると、彼が手伝ってくれることに。
彼女のとなりに座って説明を始める天才君。
が、何故か、説明しながら彼女の背中を触り続ける彼。
彼女が黙って説明を聞いていると、天才君、今度は彼女の太ももの方に手を移動。
それでも彼女が何も言わずにいると、手が徐々に危険なエリアに近づいていく気配・・・・・。
大人しい彼女も流石に危険を感じ、手を振り払うと、天才君が一言。
「君、どっかおかしいんじゃない?」
あとでわかったことだが、彼は、何人もの女の子の同じような事をしていたらしい。
中には、触られただけでなく、「エッチまでした」と言うデマまで流された子もいると。
天才であっても、発情期の男の子のこと。
女の子に触りたい気持ちがわからない訳ではない。
が、そういう雰囲気でもないのにいきなり触るのは、電車の中の痴漢と同じ。
しかも、天才君の恐ろしいところは、ターゲットを絞っているところ。
天才君がお触りした女の子達は、皆、大人しく、何かされても、学校関係者などに告げ口しないタイプの子ばかり。
実際、触られた娘の友達も、娘が寮の責任者に報告した方がいいと言うと、
「宿題教えてって頼んだ私の方が、悪かったんだと思う」
この話を聞いて思った。
今アメリカで話題になっているハーヴィー・ワインスタインというおっさんがいる。
このおっさん、大物映画プロデューサーという地位とパワーを利用し、何人もの女性にセクハラやレイプをしていたらしい。
天才君は、今通っているアイビーリーグ大学をトップで卒業するようなタイプ。
そんな子が社会に出て地位とパワーを持ったりしたら、ハーヴィー・ワインスタインのようになってしまうのではないだろうか?
沢山の被害が出る前に、誰か天才君に
「おかしいのは、私じゃなくて、お前だよ!」と言ってやってほしい。

