<その10> 2度目の弁護士依頼 究極の被害 偽物エルメス・バーキン
連続もの とうとう10回目だ。
弁護士さんへお世話になることになった、偽バーキン
最近この手のバーキンは出品されていないので安心だが、心あたりのある方は要注意
そしてバーキンは絶対にオークションでは購入しないこと。
あとで痛い目をみる。
身内の話だが、
約60万円でバーキンを落札し到着を楽しみにしていた。
当時バーキンはインポートショップでは100万円程度とプレミア価格などとふざけてたことを抜かしていた頃だった。
(製造しているのにプレミアはねーだろう。)
この頃から地域によっては公正取引委員会が介入しはじめ現在は適正価格に落ち着いている。
実際に商品が届くと
コバの作りや、素材自体はエルメスと同じ素材(CFW社)のようだ。
セリエ縫いも気になる。アトリエマークもこの家紋が本当にある家紋なのか疑いだしたらきりがないくらいだった。
とりあえず出品者に真偽を問うと、当然ながら本物との回答がくる。
私が知っている限りでは、エルメスと同じバッグを作るメーカーは2社ある。
ロイヤルと国内のWAKOだ。
ご存知のようにロイヤルは、英国王室御用達のブランドでエルメスと同じ素材メーカーの物を使用し縫製も同じであるが、素材のランクが違うせいかエルメスよりも重い。
落札した商品の真偽の鑑定がない限り不安な日々をすごしてしまう。
60万円もだして偽物買うほどの屈辱はない。
しかしながらエルメス社では絶対に真偽の判定はしていただけない。
自分で探さなければならない。
何度も書くが質屋は鑑定をしてくれないしあてにはならない。
せいぜい質草とのバランスをとるぐらいだし、裁判の時にはなんの効果もはっきしない。
とうとう鑑定のためにシンガポールへ旅立つことに
シンガポールでエルメスのバッグを鑑定してくれるところがある。
実際にバッグを見せると「これは偽物」だね。
バッグを解体しはじめた。(おいおい、何すんねん)
これが解体するとわかるんだなー
本物と偽物がこんなに違うとは
本物には目印があるが、偽物にはまったくない。
シンガポールやインドネシアでも金持ち層がけっこう偽物の被害にあっているようだ。
偽物発祥の地は、フランスとイタリアだ。
フランスの場合は、エルメスで働いていた職人がアルバイトでコピーを作っては業者に売却する。
ドイツのCFW社から素材を横流ししてもらってはコピーを作っていたそうだ。
イタリアでは、当時はまだ模造品の作成を世界で唯一イタリア政府が認めていたために形の似たバッグが散乱しており中にはエルメスのロゴがついたものまでもがあるという始末。
イタリアに行ったことのある人なら現地の様子がわかっていると思うが、路地裏に入るとひどいものだ。
プラダやグッチの偽物が所々に
ということで、この鑑定をもとに代金の返済を行うことになる。
出品者は今までにも何個ものバーキンを販売しており評価だけ見るとエルメス専門のインポートショップとも伺える。
落札者から直接偽物返済の依頼をかけてもシラを切られてしまえばそれまでなので、今回は弁護士さんから依頼をしてもらう手はずに
証拠もそろっているために80%くらいの勝算。
弁護士さんと出品者との間では多少もめたようだが、あっさり返金された。
しかしがら、シンガポールでの鑑定や弁護士料を払うと半分近くは戻ってこない。
現在もこの出品者は同じIDでオークションを利用している。
IDが残っている。
エルメスのような高額な商品は、絶対にオークションなどで購入しようなどと思わないことだ。
インターネットでの法整備が確立するまでは待ったほうがよい。
さもないと今回のようにすべて自分で対処しなければならない。
被害にあった場合はYAHOOへも偽物であるという証拠提出が必要になる、現在ではYAHOOがその代行も行っているケースもあるようで、そのためか保障料が低いのだと思う。
海外のオークションやホームページから本物と思い込んで偽物を購入しては、日本のオークション等でさばいているブローカーもたくさんいる。
また、前回の新聞記事のように朝鮮人が出品している場合もあるので気をつけてほしい。