命 | BustaBuddyオフィシャルブログ『バスタの仕事』Powered by Ameba


誰しもこの世に生命を授かり、母親の股ぐらから産み落とされた時点で『生きる』と言う試練が課せられる。


血を別けた家族や尊敬すべき沢山の先輩達、生きながらに出会う友人・恋人・後輩・仲間達と人生を育み、誰が作り出したか解らない勉学を学び、誰が作り出したか解らない学校に通い、誰が作り出したか解らない社会に出て、誰が作り出したか解らない金を稼ぐ。


そして、生涯を共にする最良のパートナーと家庭を築き次世代に子孫を残す‥。




ザックリし過ぎだがこれがオレが思う、所謂『普通』と呼ばれる最高に幸せな人生プラン。


実際は山あり谷ありで、そんなにスムーズに事が運ぶ訳なんてないのは百も承知。


時に人災・災害・不慮の事故や理不尽な他力によって妨げられる場合もある。



しかし


生を受けた大半の人間は苦しみ・傷付きながら、喜びや楽しみ、そして愛と感謝を学び成長する。



言葉にするのは簡単だが、人間に生まれてきた以上、物凄く大変で辛い宿命だ。




ま、そんなオレ自身、人一倍濃い人生を送ってきてるが、その『普通』ってのには全く順応してない事に気付く。



深いようで浅く、浅いようで物凄く深い、一生を掛けて意識し築いて行かなければなければならないドデカイ仮題だ。






‥そんな話はどうでも良い。




せっかく知り合えた後輩との突然の別れを知らされて、こんな当たり前過ぎる事を改めて考えていたんだ。




生きたくても生きられない人が多く存在する事実。


不慮の事故で命を落とした方が沢山いる事実。


それ等は己れにだって降り注ぐ可能性があると言う事実。




賛否両論あるとは思うが、ドロップアウトもテメェの人生。


綺麗事抜きに各々の人生であり、それが寿命だったのかも知れない。


それは誰にも解り得ない。




ただ


深かろうが浅かろうがオレと少しでも絡みがある人間には無駄に逝ってほしくない。


一人で抱えて勝手に逝っちまう奴は馬鹿野郎だ。


悲しい知らせなんてまっぴらゴメンだ。


どんな重い十字架でも背負って生き抜け。



決して一人じゃねぇんだ。








人の命は尊い。



そして儚い。











前にも書いたと思うが


己れのドラマの主人公は自分自身だ。




クソみたいな人生だったにしろ、この世を去る瞬間「結構楽しかったな」って思える主人公であってほしい。







R.I.P