5年前のブログ本を読む理由
いろいろと起業の準備を進めてるんだけど、
ボクの起業の核になるのはやはり自分自身。
自分をマーケティングする上で中心になるのはこのブログ。
ってことでブログの研究に余念がない。
他の方々のブログを毎日チェックして参考にしたりしている。
そんな中で見つけたのがこの本。
ビジネスブログで儲かる会社になる
- 「ビジネスブログ」で儲かる会社になる/岡林 秀明
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この本は、日本でのブログ黎明期の2004年に書かれた本。
5年も前である。
ネットの世界ではドッグイヤーって言って、
犬の寿命が人の7分の一なので、逆換算して、
1年を7年と数えたりする。
だから、この本は35年くらい前の本ってことになる。
今は、Webやブログ系の新刊本って山のように出てるから、
そんな古い本をなぜ参考にするのかっていわれるかもしれないけど、
あえてブログが“勃興”し始めたころに何かヒントがあるんじゃないかと思った。
この本では、消費者に伝えるエクスターナル・マーケティングと、
社内の教育や知識の形式値化のためのインターナル・マーケティングとの、
2種類のブログの効用について書かれている。
ボクが参考にしたのはもちろん前者のほうなんだけど、
ここでは基本中の基本的なことが書かれている。
トラックバックの有用性と活用の方法や、
クチコミの発火点にするためのブログの活用、
Webサイトとブログの連携のさせ方、、、、
今はいろいろな手法やIT技術の発達で、
逆に本やネットで得られるブログの情報は細分化されてる。
やはり黎明期に書かれた本だけあって、
基礎を押さえてあり、包括的に全体を説明している。
つまり、ブログをビジネスとして活用したいヒトにとって、
初心者には教科書的に、中級者以上のブロガーには、
おさらいのためにという感じで使える本なんだと思う。
最新の情報とかって大事だし、
各論も大事だけど、たまに少し古めの情報を見てみると、
温故知新じゃないけど、新しい“なにか”を発見できたりする。
そんな意味でボクには役に立った一冊だった。
マーケティング エヴァンジェリスト(伝道師)
理央 周(めぐる)
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