私はセールスコピーを、「成果を数字で証明できるコピー」と定義しています。それ以外は、広告コピーやイメージコピーといった類です。逆説的に言えば、「影響力(成果)を数値で表わせないものはすべてセールスコピーではない」ということになります。

 

どんなビジネスでも結果が求められます。結果が曖昧なコピーの需要は、今後減少していくでしょう。大手企業ですら、PDCAサイクルを回しながら、PPC広告のコピーを変えているのですから(もちろんLPのコピーも)。

 

広告コピーがもてはやされていた頃(80年~00年代)は、コピーの影響力を数値で計ることができませんでした。しかし、WEBの世界はすべて数値で計ることができます。賞を受賞しただけのコピーなのか、ただ単に話題を集めただけのコピーなのか、それとも真に売上に貢献したコピーなのかが、これからは問答無用で明確になるのです。お茶を濁した説明が通用しなくなります。

 

これからは間違いなく、「成果を数字で証明できるコピー」、つまりセールスコピーの時代です。セールスコピーライターだけの専門分野と言う訳ではなく、一社に一人、セールスコピーを書く専門(または兼任)の人間を雇用する時代になるでしょう。

 

 

 

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