AIでコピーが書ける時代になった。
事実、ChatGPTやClaudeに指示を出せば、それっぽいコピーが瞬時に出てくる。
スピードは人間の10倍。しかも24時間働く。疲れも知らない。
だが、そこで思考停止した瞬間、あなたは「淘汰対象」に分類される。
なぜなら、「AIでコピーが書ける」=「あなたの代わりが簡単に生まれる」ということだからだ。
プロンプトひとつでコピーが書けるのなら、
「そのプロンプト」が広まった瞬間に、あなたの仕事は消える。
誰がやっても同じなら、あなたの存在価値はゼロになる。なのに、それに気づかず、「AIで効率化!」「AIで楽に書ける!」と喜んでるならその時点で、あなたは二重に馬鹿だ。
「AIに書かせるコピー」が、あなたを無能にする
今、現場で起きているのは“コピーライターの自己解体”だ。
何がヤバいってこの“自爆”を、現役のコピーライターが後輩たちに教えて回ってること。
「AIで構成も作れるよ」
「ペルソナもAIに任せちゃえばいい」
「自分で考えるより早いから、ラクだよ」
聞いてて、情けなくなる。
コピーライターは、「言葉で人の行動を変えるプロ」だったはずだ。それが今や、“AIに頼るだけのオペレーター”になり下がっている。そして気づいていない。
それはもう、コピーライターではないということに。
セールスコピーの本質は、「見えない意図」を設計すること
セールスコピーというのは、単に「カッコいい言葉」を並べる仕事ではない。
・相手がまだ気づいていない“欲求”を掘り起こし、
・反論を潰し、
・行動を促す感情を、段階的に仕込む
この設計図を描けるのが、“プロのコピーライター”だ。
そして、この「設計」こそが、AIには絶対にできない領域。AIは、あくまで言葉を出力する装置に過ぎない。
どれだけ流暢でも、どれだけ整っていても、その背後にある「意図の構造」がなければ、響かない。売れない。動かない。
AIを「使う側」になるか、「使われる側」で終わるか?
AIは、恐るべき力を持っている。
それは、人間の能力を“拡張”する力だ。でも、拡張されるのは、もともと考えていた人間だけだ。
思考力ゼロの人間がAIを使っても、「スピードの早い無能」が生まれるだけ。
ここに気づかないコピーライターが、どんどん「自分を切り売りして」いっている。
その未来に、希望はない。
思考しないコピーライターはAIに淘汰され、AIを“思考の武器”に変える者だけが生き残る。
これは、ただの警鐘ではない。
もう、始まっている話だ。
AIが登場した今、ライターという職業は
「思考する者」と「思考しない者」に、はっきり二極化していく。
あなたは、どちらに行くのか?
・考えることを放棄し、AIに“仕事を奪われる”ライターになるのか
・考える力を磨き、AIを“使い倒す”クリエイターになるのか
その選択は、今この瞬間に迫られている。