勝負事に負ける人は、精神論を信じたがる。
追いつめられている人ほど、精神論を信じたがってしまう。
旧幕府軍もそう、第二次世界大戦の日本もそう。武力の差を精神論で埋めた。その精神が強度だったため、傷口を広げ、深手を負った。精神論は、後に美談にはなるが勝負事では負ける傾向にある。今の時代で言えば、『成功法則』などが一種の精神論となっているだろう。「信じたら夢は叶う」とか、もう意味が分かんないw

勝負事に勝つ人は、いつもしたたかだ。
精神論より合理性。文明の力を最大限使い、多少卑怯な手を使ってでも勝つ。冷酷なまでに勝負に徹する。人の道に外れているかどうかなんてあまり関係ない。「○○して勝つぐらいなら、負けるほうがマシ」と言う人は、ほぼ確実に負ける。○○して勝つぐらいでないといけない。

どちらを選ぶかは、人によって大きく分かれる。生き方を選ぶか、それとも結果を選ぶか。良い悪いではない。ただ、現実はそういうものなのだ。