私は美術館に行っても足を止めて1枚1枚じっくり観ない。足を止める時はピンッと来た時だけ。ピンッと来なければ、そのまま出口に出る。読書でも同じようにしている。

パラパラと捲って、面白そうだなと思った本しか読まない。読むときもパラパラと捲って気になった箇所だけを読む。
何でもじっくり観たり読んだりすることは、できるだけ避けている。直感力が鍛えられないからだ。直感は使わなければどんどん弱ってしまう。
私の場合、何事も直感が先。直感に従い、じっくり観たり読んだりする。

直観とは、ピンッと来た感じをキャッチできるかどうか。そして、それを信じられるかどうか。
何でもじっくり観たり読んだりしていると、ピンッと来た感じを信じられなくなってしまう。直感は誰でもある。問題はそれを信じる力があるかどうかだ。「直感+信じる力=直感力」なのだ。