自分より優れた能力や才能を持っている人に、嫉妬するのは悪いことではない。大切なのはその後。嫉妬から生まれたエネルギーをどこに向けるかだ。

批判や中傷してスッキリするのか? それとも何かに八つ当たりするのか? それとも努力に使うのか?

嫉妬と向き合うのは苦しい。自分の力のなさを認めることになる。しかし、その現実を受け入れた者だけが、前に、そして上へと進むことができる。

私なんかは、自分より上手いライターを見たら嫉妬する。
悔しいから、そいつの本を買って全部書き写してやるんだ。そうするといつの間にか、嫉妬した相手と同じような文章が書けるようになっている。


そんなことを繰り返していたら、嫉妬しなくなった。それどころか、自分より優れた人を見ると、「また上に行ける!」とワクワクするようになった。


嫉妬を自分の成長に活かそう。それが、嫉妬と正しい付き合い方なのだ。