以前、私のブログで「大人社会はある意味あまい」という題で勉強について取り上げました。要約すると学生時代は受験勉強をするのに、なぜ、社会人になると勉強しなくなるのか、という問題提起でした。

 

「大人社会はある意味あまい」
http://ameblo.jp/business-prosperity/entry-11506044370.html

 


今回は、私が考える「勉強しなくなる理由」と「何を勉強したらいいのか」についてお話したいと思います。

 

 


❙なぜ、大人になると勉強しなくなるのか?

 

私が考える一番の理由は、学校教育で勉強嫌いになったことです。
もうさんざん嫌な勉強をしてきたわけだから、誰からも文句を言われない環境下では、必然的に勉強をしなくなるのです。
私も大の勉強嫌いでしたらかよくわかります。きっかけがあり、勉強好きになったから幸いでした。

 

前のブログでも書きましたが、勉強は大人になってからが大事です。学生時代の勉強よりも実生活に影響しますし、何より、大人社会に入ってからのほうが圧倒的に時間は長いのです。

 

私が思う教育の成功とは、「大人になっても勉強し続ける大人を作ること」にあると思います。大人になって勉強しなくなるのは、教育の失敗です。

 

ゆとり教育を進めたり、止めたりと、こんな調子で政府・文部省がブレているようでは、教育を成功させることは難しいでしょうね。学校に頼らず、親の手で勉強する楽しさを教えていくしかないようです。

 

 

 

❙大人社会では、何を勉強したらいいのか?

 

私が勧める、大人社会に入ってからの勉強は、以下の3つです。

 

1.今の仕事に役立つ勉強。
2.将来やりたい仕事に役立つ勉強。
3.社会人としての教養、ビジネスマンとしての基礎能力を高める勉強。
(優先順位順) ※最低ラインの3がない人は、3を優先的にする。

 

何と言っても今の仕事に役立つ勉強が大事です。
英会話などを学ぶ人がいます。その人が今の仕事で英語を使うなら問題ありません。しかし、英語を使うような仕事でもないのに学ぶ人もいます。もしかしたら将来英語を使うのかもしれません。しかし、今、これだけ生き残りが難しい時代において、〝もしかしたら“の勉強をする余裕なんてないと私は思っています。

 

それに、今の仕事に役立つ勉強をすれば、会社での評価は上がります。その評価は、転職時にも役立つはずです。
今の仕事で役立つ勉強もせずに会社での評価を下げてしまえば、その〝もしかしたら“使う勉強も活かされないかもしれません。
まずは、今の仕事で役立つ勉強をして、成果をしっかり残し、それから、将来の為の勉強をするのが間違いの少ない勉強順です。

 

将来の勉強も〝もしかしたら“ではなく、ほぼ確実に使う、使うつもりのある勉強を優先的にするべきです。
先ほども言いましたが、〝もしかしたら“の勉強をする余裕は、今の時代にはないのです。それは趣味として切り離して考えるべきです。

 

私自身、この優先順位で勉強をしています。
勉強した事が全てビジネス現場で活きているので、無駄が一つもありませんでした。

もしよければ、参考にしてください。