インターネット社会は活字社会です。
写真や動画が手軽にアップできるようになった今でも、それは変わっていません。なんだかんだ言っても活字が一番手軽だからです。

SNSでよく見かけるのが、議論や論争です。
Twitterでの発言に、RTしてコメントを書き込んで議論や論争をしている場面を時々見ます。中には炎上にまで発展するケースも。

ネットに触れている人は、「頭は良いほうがいい。そのほうが論破されず、相手を論破できる」と思っていることでしょう。実際に、相手の論理の歪みを指摘するケースはよく見受けます。
そのため墓穴を掘らないよう、頭を良くしたいという気持ちは分かります。

しかし、頭の良さはソコソコあれば充分です。必要以上に頭が良いより、愛されキャラでいることのほうが大事です。嫌われキャラで頭も良かったら、余計嫌われるだけです。

昨日、パーティーに参加したのですが、ドタキャンした人がいました。しかし周りは、「まぁ、そういう人だし。(笑)」で許してしまいました。これがキャラの力です。

人は誰でもミスをします。失言もします。多分それは避けられません。
また、ネットでは失態や失言は永久に残ります。なかったことにはできません。このリスクを回避する一番の策は、愛されキャラになること。
失言を避けるよりは、愛されキャラになるほうが、防御力はずっと高いです(当然、失言しないに越したことはありません)。

これからの時代、コンテンツ以上にキャラが重要になります。
キャラが違えば、同じコンテンツでも受け取り方も評価のされかたも違ってくるのです。
愛されキャラになること。これが最強の防御力です。
たとえ、頭が良くてもそれをひけらかさないことです。

本当に頭のいい人は、馬鹿なフリをして好かれキャラを演じます。
たとえ頭がいいことがバレても、ダメージはありません。むしろ、評価が上がります。

「能ある鷹は爪を隠す」。
この諺は、今の時代にピッタリ。頭のいい人は、それを隠すのが得策です。
今の時代、自分の頭の良さや能力の高さは、全てさらけ出さないほうがいいのです。
頭の良さは、いざという時のために隠しておきましょう。