ノストラダモスの大予言では、1999年に人類は滅亡するとあった。
1999年の数年前から、私はワクワクドキドキしていた。
当時私は、小学生だったと思う。「えっ、俺が生きているうちに地球ダメになっちゃうの、人類滅んじゃうの。死にたくないけど、なんだか面白そう」と思っていた。
しかし、ついにその日は来なかった。

あれから数年後、今度は「マヤの予言」が出てきた。
人類が滅ぶのは、2012年12月21日らしい。この事実を知って、眠っていた少年心がふつふつとよみがえってきた。

ただ、なんだろう。世間はそれほど関心を示さなかった。
私としては、TVタックルや他の番組で、不安を煽って欲しかった。これでもかってぐらい、煽って欲しかった。そのほうが面白いからだ。
もう世間は、ノストラダモスで懲りてしまったのだろうか。みんな、利口になってしまったのだろうか。
それとも、「僕の身体が昔より、大人になったからなのか♪」←ある歌詞

利口になったり、大人になると、人はしょうもないことを楽しめなくなるようだ。
くだらないことをもっと楽しもうよ。情弱って罵られたっていいじゃないか。

おかげで、大イベントになるはずだった「マヤの予言」が、なんだか不完全燃焼で終わってしまった。

もう、この怒りさえも不完全燃焼なのだ。

iPhoneからの投稿