【京の舞妓の美】

舞妓は、日本の美の塊です。
華やかな化粧、日本髪を結いあげる技、季節を感じさせる衣装。長い時間をかけて作り上げてきた日本の美がそこにあります。


舞妓とは、芸妓を目指す修行の身を指します。
舞妓は、5,6年修行を積み、芸妓となります。年齢にして15~20歳過ぎです。


芸妓の衣装は、濃い色合いをしています。袖は短く、帯はお太鼓結び。おしとやかで大人しい衣装です。
舞妓の衣装は、色彩豊かです。

袖は振り袖、帯は長く垂らしています。若い子が多いため、幼く、初々しく魅せるために、華やかで派手な衣装にしているのです。


新米の舞妓は、高さ10cmもある、おこぼを履きます。
おこぼの底には鈴が付けられ、可愛らしい鈴の音が鳴ります。
舞妓の象徴である帯は、舞妓の幼さを強調しています。帯は通常の2mよりも長く、金糸銀糸が使われ豪華です。帯が長いのは、身体の小ささをより目立たせるためです。


舞妓は自分で化粧を施します。化粧時間は40分ほどです。使う色は白赤黒の3色です。白は白粉、赤はお紅、黒は眉墨。この3色だけで色香を引き出します。
襟足は、白粉を塗ります。しかし、首筋を全て塗りません。V字に塗り、襟足を美しく魅せます。


顔に白粉を塗る時は、ムラを作らず均等に塗ります。
白がきちんと塗れないと、他の色が活きません。


次に赤を塗ります。
赤の使い方で、舞妓の少女のほんのりした色気を引き出すのです。次に目元や眉、口にも赤を塗ります。口紅は、人周り小さく塗ることで、可愛らしい印象を生みます。最後に、アイラインを黒で塗りアクセントを付けて完成です。



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舞妓は、修業年数によって髪型が違います。
全体的に丸くし若々しく見せる舞妓は、髪を彩る花かんざしも、年齢によって変わるのです。

舞妓が付ける花かんざしは、季節感を大切にしています。また、華のかんざしは、修業年数をも表わしています。花が小さく、垂れさがっているのは1年目の舞妓。年を重ねると、慣れ下がっている部分はなくなり、大きな一輪の花へと変わっていきます。


舞妓には日本の美が凝縮されています。
シンプルな色の化粧によるほんのりとした色気。そして、色鮮やかな華やかな衣装。季節感のあるかんざし。舞妓全体に美が施されているのです。



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