一見強い個性がないのが萩焼の特徴です。
萩焼は、色も形も地味でシンプル。だからこそ、彩り豊かな料理を入れると、器も料理も引き立ちます。


萩焼は今から約400年前、関ヶ原の戦いで敗れ領地を減らされた、長州藩初代藩主、毛利輝元が始めました。
茶の湯の世界でもてはやされた、朝鮮半島の焼き物を研究したそうです。
萩焼の高台には切り込みが必ずあります。それは、朝鮮半島の高麗茶碗を参考にしているからです。


萩に使われる大道土は粒子が粗く、そのため、焼き物に隙間が生まれます。その隙間から、湯やお茶が染み込み、器の外に変化(色やヒビ)をもたらします。それを、貫入と言います(釉薬と土の収縮の違いから生まれます)。また、「萩の七化け」とも言われています。これも、萩焼の味わいの一つなのです。



広島市で活躍するコンサルタントの日記






私、深井貴明へのfacebook友達申請は、こちら。


私が運営する「セールスレター専門サイト」は、こちら。