IT・業務改善コンサルタント 善有について。 | 人生無明。ふらつく人生に涅槃はあるのか?  IT系なまぐさ坊主の懲りない日々

人生無明。ふらつく人生に涅槃はあるのか?  IT系なまぐさ坊主の懲りない日々

真宗大谷派寺院の副住職でありながらITを得意とする業務改善コンサルタント、善有(ぜんゆう)が「生きるとは何か?」という視点からビジネスを語ります。

vol.5

業務改善


1.善有(ぜんゆう)とは何者か?

善有が生まれてからの
詳しいプロフィールは

こちら

みていただくとして。


私はコンピュータ系の
大学院を修了後、

実家が寺ということもあり、

1年間、

名古屋の仏教系の
大学で学びました。



その後、

福岡の社員数250名の

中堅IT企業に就職。


システムエンジニア(SE)
を目指すはずでしたが、


入社から1年間半は

システムの営業として、

物流や流通系のシステムの

提案、販売をしていました。



その後、

総務部に転属となり、

8年ほど、

社員の採用や教育、

給与処理や評価制度構築などの
社労士に近い業務、

また、

会社全体の目標管理制度の

構築に携わりました。


毎月、経営状況を労働組合へ

説明するため、財務分析も

行っておりました。



さらに、情報セキュリティ

関する 国際標準規格(ISO27001) 

に会社として取り組むため、

総務部リーダーとして

業務マニュアル作成、業務改善に

努めました。


その会社を10年弱で退職。


現在は独立し、

ITを得意とする、


業務改善コンサルタントとして、


業務マニュアル作成からの

業務改善のお手伝い
をさせて

いただいてます。



合わせて、副住職としても

活動をしてまして、法事や葬儀などの

法務も執り行っております。(^_^)



.こんな方のお役に立てます。

経営は「実行」です。
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いくらコンサルタントが入って、

「あーだこーだ」いっても、

結局は、

現場が動かなければ
何もなりません。


これまでお手伝いをさせていただいて、
一番、

業務マニュアルや

業務改善が

必要かつ、効果が出る組織は、

「創業期から脱しつつある組織」

です。



創業期は、
経営者一人で

すべての業務をやっており、

成果がでてくると、
一人では回らなくなってきて
人を採用していきます。


経営者は
自分と同じパフォーマンスを
だせると思い込み、二人三人、
人を採用していけば、

売上も2倍3倍アップ

すると勘違いします。

(そもそも経営者と同じ
パフォーマンスが出せる人は
人に雇われたりはしませんから。^^;)


2倍3倍ならずとも、
それでも売上は上がっていくと、
先を見越して、
ドンドン人を雇っていき、

7~8名を超えた辺りから、

組織の動きが

経営者から見えなくなってきます。



経営者も
第一線の業務にかかわらなくなり、

人のマネジメント、

企業全体のマネジメント

が仕事の中心となり、

常にミーティングの状態、

もしくは

お客さんとの折衝ごとに

大半の時間が
取られるようになります。


そうなると徐々に、
組織としてのパフォーマンスは
落ちていき、

人件費は上がっていっているのに
売上がついてこず、

利益が薄くなっていく
という事態におちいります。


こうなると、

仕事をやっていない人を
辞めさせればいい


という考えに
経営者はなってしまいますが、

このご時世、
国は労働者を守るということを
優先しているため、

簡単に人を辞めさせる
(クビにする)
というのは
難しい状況になっています。


組織が大きくなるにつれ、
自分の手を離れ、
経営者自身、

自分の組織が

どんな動きで

何に取り組んでいるのか、

何がボトルネックなのか、

モヤがかかったように、
見えなくなってきます。

(クレームも増えている
ようだったら要注意です。)


そうなってしまったら、
何が必要かというと、

まずは
外部の人に客観的

今の組織の状況、

業務の流れを

見てもらって、
整理してもらうことです。



人が増え、
時間が経つにつれ、

経営者が
当初一人ですべてやっていた
やり方と全く別の方法で
組織はやり始めます。


時間と共に

外部環境も変わりますし、

分業化も進んでいきますので、

考えてみると当たり前ですよね。


例えるなら、
最初は一人暮らしだった家を
増築増築していき、

「外にも階段があったほうが便利」だとか、

「こっちにもドアがあったほうがいい」とか、

それぞれの住人一人ひとりが良いように

リフォームをしていたら、大変なことになり、
暮らしやすい家とはほど遠いものができあがって
くるのは容易に想像できますよね。


そういった
状態におちいっている組織の

日常、一つ一つのやっていることを
聞き出して整理し、

組織のパフォーマンスを高め、
業務の流れをスムーズにし、
売上をアップさせるお手伝いを
やるのが私の役目であります。


創業期を抜け出しつつ、
組織をつくっていっている
経営者の皆様、

一人で悩まないでください。

また、私自身、坊さんということもあり、
経営者の抱えるストレスや悩みについて
ケアもいたします。

合掌
南無阿彌陀佛( -人 -)