足の先と手の先だけ異常に冷たい直政である。

朝起きると手足の感覚がなくなっておる。


去年まではこんな事には決してならなかったのだが、少し不安になってきた。


理由がさっぱり分からぬ。


朝昼晩と飯を食っておるし、睡眠も鍛錬も続けておる。


何故?



…。



ま、


まさか、




老化!!??



いや。


それはない。


四百五十四歳となった今、その心配はない。


むむ。


分からぬ。


ちなみに皆はこんな時どう対処するのか?


よければ現世の智恵を儂に授けてくれ!!

受け売りでも良いぞ。


この一週間で皆の対処法を色々と試させてもらうからな。


然らば!!



井伊直政