直政じゃ。
先日、大変な出来事に遭遇した。
あれは儂が繁華街の裏路地を一人で歩いていた時の事じゃ。
突然、儂の目の前に何かが落ちてきた。
刺客!!?
全神経を集中させ、儂は刀を構えた。
…いや、刀は持ってきていなかったので、手刀の形で構えた。
すると、儂の目の前にいたのはまるで猪を思わせるほどの大きさの鼠である事に気付いた。
で、でかい!!
あまりの大きさにモノノケの類いかと思い、儂は一瞬たじろいでしまった。
しかし、奴は儂を見据えて一歩も動かなんだ。
儂も再び構え直し、動かなんだ。
十秒位経った時、
儂は奴の間合いに一瞬で入り、一喝した!
かぁーつっっっ!!!
奴は驚き、闇夜に消えていった。
儂は勝ったのだ。
其にしても凄い大きさであった。下手すれば喰われていたかもしれぬ。
皆も闇夜は気を付けよ。
間違っても儂のように戦ってはいかんぞ!
井伊直政
先日、大変な出来事に遭遇した。
あれは儂が繁華街の裏路地を一人で歩いていた時の事じゃ。
突然、儂の目の前に何かが落ちてきた。
刺客!!?
全神経を集中させ、儂は刀を構えた。
…いや、刀は持ってきていなかったので、手刀の形で構えた。
すると、儂の目の前にいたのはまるで猪を思わせるほどの大きさの鼠である事に気付いた。
で、でかい!!
あまりの大きさにモノノケの類いかと思い、儂は一瞬たじろいでしまった。
しかし、奴は儂を見据えて一歩も動かなんだ。
儂も再び構え直し、動かなんだ。
十秒位経った時、
儂は奴の間合いに一瞬で入り、一喝した!
かぁーつっっっ!!!
奴は驚き、闇夜に消えていった。
儂は勝ったのだ。
其にしても凄い大きさであった。下手すれば喰われていたかもしれぬ。
皆も闇夜は気を付けよ。
間違っても儂のように戦ってはいかんぞ!
井伊直政