みなさんこんにちは。
本日は戦国武将伊達政宗についてお話します。
写真は、伊達政宗の姿絵です。
幼い頃から、禅僧・虎哉宗乙(虎載宗乙)に師事し、
文武両道に優れた人物でした。
若いころから、奥州の領土奪回・拡大を目指し成功しているため、
戦略的な能力は高かったと見られる事が多いようです。
武略だけではなく、知略にも長けており、陰謀や画策はもはや趣味に近いそうです。
「目に見える事(現実)だけが本当の姿(事実)ではない、
目に見えぬ事(謀略や打ち合わせ)によって本当の姿が変わる事もある」
「騙されたくなかったらすべてを疑ってかかれ」という教えを師である虎哉禅師から教え込まれていた事も大いに影響するのではないでしょうか。
実際、秀吉や家康といった権力者とに対する立ち回りや危機の切り抜け方などから、
猛将型よりむしろ謀略等に長けた大名だったと評価する人も少なくないそうです。
また、伊達政宗の破天荒な性格の根本を作り上げたのは、
虎哉禅師こと虎哉宗乙です。
この虎哉禅師は
「心頭滅却すれば火もまた自ずから涼し」の辞世で有名な甲斐・恵林寺の快川紹喜和尚の弟子だそうです。
武田信玄・勝頼に教えを諭していた師に同じく、
禅の問答から権謀術数を知り、それを政宗に叩き込んだのだそうです。