みなさま、こんばんは。
陣笠隊のなつでございます。


「#尾張自慢」八十二日目でござりまする。


此度ご覧いただきまするは、本丸御殿・対面所でござりまする。


以前ご覧いただいた次之間から上段之間には立ち入れぬように錠があると記しましてござりまする。


その錠を此度はご覧いただきとうござりまする。


写し絵右側の襖の引き手のところに金色の金具が見えるかと思いまする。これが錠でござりまする。


間の襖だけでなく、よく見ていただくと奥の襖も柱に金具がござりまする故、どの襖もしかと錠がかけられるようになっておるのがお分かりいただけましたかの?


襖絵の邪魔をせず、品格も保たれる金色の錠は尾張らしさもあるものでござりまするの。


なつ




















《なつの一枚》
「堅固な柔らかさ」