皆の者、息災か。
唎酒師とはこういうものか……。
新たな戦さの始まりじゃ。
加藤清正である。
先日唎酒師の資格取得を志した儂じゃが、さて唎酒師とはなんぞやという話を皆にしておらんかった。
此度は簡単に唎酒師とはどのようなものか、唎酒師公式ホームページなるものを引用し皆に簡単に説明したいと思う。
唎酒師とは、専門用語が多く難しくなりがちな日本酒をわかりやすさ、選びやすさを重視した提供を行う「日本酒のソムリエ」足り得る者の事を指す。
日本酒は、今の世では種類によって飲用温度や酒器を変え、料理の組合せをしかと提案してこそ真価を発揮できる酒じゃ。
唎酒師が身につける技は、主に以下の通り。
・飲み物、食べ物における幅広い知識。
・酒税法、経営理論なるものに関する知識。
・客人をもてなす心。
・鍛錬する習慣。
・需要を嗅ぎ分ける力。
・日本酒の基礎知識。
・日本酒の香りと味わいを判断する力。
・日本酒の香味をわかりやすく説明できる力。
・劣化した日本酒を嗅ぎ分けられる力。
・客人の好みに合う日本酒を勧められる力。
・季節にあった料理や酒器を勧められる力。
・日本酒の大きく分けた特徴、即ち香味特性別分類別の提案力。
これらの力を手に入れることによって、よりぬしらに合った酒を進める事が出来る。
と同時に、此度の「つけてみそかけてみそ」に合う酒の開発により役立てる事となるであろう。
日々の任務を果たしながら、上に挙げた力を養う事は容易な事ではない。
最低三ヶ月はかかる遠く険しい道のりじゃ。
しかしながら儂は、信長様の期待に応える為、主らに新たな世界を感じて欲しいが為粉骨砕身努力致す。
これからも応援してくれれば幸甚の至りである。
宜しく頼む。
此度の唎酒師の説明は唎酒師の公式ホームページなるものに依った。
興味の湧いた者はこちらも参照致し、儂と共に戦おう。
そなたらの援軍待っておる。
来た。
唎酒師とはこういうものか……。
加藤清正