ある日



ある日





名古屋の地で








慶次と出会った








花咲く四間道







慶次に出会った










四間道とは
江戸時代の折に大火に見舞わられ
道幅を四間に広げた事からその名が付いた






茶屋が多数存在し



外観は江戸期を思わす雰囲気おる造り
中は洒落た西洋の文化が入り混じる茶屋となっておる。






名古屋城からも遠くはなく
気軽に行ける距離。









日中に行くのも由
宵に行くのも由










叔父貴ー
四間道に参る故
ちと外出て参る








おぅ、気を付けて行けよ!





















しまったーーー。











どうした慶次










昨日
清正の屋敷に金子忘れてきてしもた。。












なぬっ。
、、、
宵も老けておる、取りに行くのもあれだで
ほれ。これ持ってけ













慶次は一〇両を拾った(←拾った)












慶次は壺の中を調べた、














叔父貴のヘソクリが出てきた













慶次は二十両を拾った












慶次殿。
どこかへ行くのですか?









おぉ、まつ様
今から叔父貴の為に美味いものを買いに行こうと思いまして、、、
鰻をば。












あら、
それは良き事ですわ。
御使いでしたら、私から。










慶次は五両拾った
















慶次行きまーーーす!















♩尾張名古屋は城でもつーー








慶次は浮かれていた







へへへ
何に使おうかな。











あいや待たれい。














誰じゃ?











慶次殿。
抜け駆けは許さんぞ。













なんじゃ。清正か!












どこへ行かれるのだ。












ちょっくら四間道までな。











ジャリジャリ(金子の音)











まさか!?利家様の金でまた!?












はて、なんのことやら。












慶次殿。
お供仕る。












清正、御主悪い奴だな。














ワッハハハハハハワッハハハハハハ














慶次のやつ
金足りたかのぅ??










慶次殿
鰻買えたかしら。。






今日も前田家は平和であった。





甥っ子慶次郎の旅は続く


以上
似生