皆の者達者であるか?

大ふへん者前田慶次じゃ!


我が日記帳開き大義。
昨日の大戦




なごや万華鏡落語について認めて参る。




先ず持って参陣してくれた皆々本に忝い。
三年開催し、全て出陣叶っておるのも
日々応援してくれる者達、家臣の者達
関係各位の者達の力添えである。





期待を超え
良い意味で裏切るものを届ける。



皆楽しめたであろうか?
本年はBOYS AND MENの弟分である
研究生達と共に舞台出陣!
電子日記帳(儂の事も書いてくれておる)
(↑研究生名古屋のあゆむには日本史の授業してやったわ)


儂は無論、儂として出陣致したが
あの世だからこその環境故に
いつも通りの儂でええと
軍師鹿目殿演出を仰ぎ
此奴らの舞台に華を添えた。




此度はそれだけでも十分と言えるが
一輝と拳紀介の殺陣付けを我が行った。



刀の扱い方から
歴史、所作と事細かに伝えた。



此奴らが殺陣に興味を持ち
何処かで活かしてくれる事を願って。



特に一輝は寺子屋を終えて直ぐに鍛錬場に
参り、教えた事を黙々と鍛錬し
高みを目指すべく、我に指南仰いだ。
それは本番直前まで。
故にちと難儀な動きを追加したりと
一輝の志に我も熱くなった。
一輝と拳紀介の殺陣、剣舞はどうであった?
二人で切磋琢磨しながら高みを目指して欲しい。




せつら、米


男前で愛いさも備えておる
ええ男よ。


せつらは昨年から舞台を共にし
米は初めてだったな。


二人とも兄貴分達がおらぬ
重圧と戦っておるのが
手に取るようにわかった。




儂も何か力になってやりたいと。
思い、支えて参った。
仲の深まりようは
談義等見てもらえれば一目瞭然じゃな!



色んな想いを背負い乗り越えようとする
せつらを米が見事に手を取り共に歩んだ!
あさきゆめみし、日に日に良くなるは
互いにあぁだ、こうだと対話する熱き武士。



ほいで

聡太。
かわええじゃろ。儂の小姓じゃ!
ワッハハハハハハ
昨年の演落語より
儂も鍛錬に協力し指南して参ったが
本年は違った。
聡太が持つ本来の強み。
心の真面目さ。これが彼奴を一皮も二皮も剥き
真髄に初天神と打つかり
結果は舞台上で大笑い。
指南した事を直ぐに吸収し
体現し、誰よりも孤独に戦う姿を儂は見て
本年は口を出さず、聡太が一人で歩む姿を見た。
やはり、大人になったのぅ。
かっこよかったぞ聡太!




して、一番愛い奴
匠よ。(あざとい奴)
まぁ、ずぅーーっと儂に話しかけてくるし
付いてくるし、構って野郎であったが
こんな傾奇者をカッコいいカッコいいと
いつも褒めくれる!
じゃが、それは知っておる。
研究生として共演する者達との
距離を縮めて架け橋となる立ち位置を担ったのであろう?(そんなことないですよ!とか申しそう)


匠は不思議な発言が多く愉快な奴なんじゃが
此奴も心が清らかで真っ直ぐな瞳で
芝居とぶつかった。
誰よりも真っ直ぐに。
匠が米とせつらを支えておった事を
皆に知ってほしい。彼奴がおったから
あの舞台成立したと儂は思う。
匠直筆。厠大き過ぎじゃ。
匠、御主に拍手を送る!!!



軍師鹿目殿
あさきゆめみしを三年演出する軍師。
我自身鹿目殿の策を目の前で見聞きし
勉学致した。名古屋を拠点にその名を轟かす
鹿目殿の采配を楽しみに
あさきゆめみしに足を運ぶ者も多い。



出演者が誰ではなく。
鹿目殿の作品故に観ようと。
うむ。儂も分かる。
人によって鍛え方を変える。
至極当然の事であるが、見極める目を持つかは人次第。鹿目殿の采配で研究生は何回りも成長した。


演落語も石垣しらべも
鹿目殿が手掛けており
その才覚を多くの者に見て欲しい。



噺家の面々
鯉斗殿
言わずもがな男前噺家で轟かしており
芸を積み重ねては全国津々浦々
べしゃる。
鯉斗殿も中々に儂にボケて参る
お茶目な一面も御座ったりと
これからの落語界を引っ張る傾奇者であるぞ!

林家まめ平殿
本年初参陣!?と思えぬ安定感!
感服仕った。
楽屋でのべしゃりがまぁ面白くてのぅ
次回は次の者の事を考えて襷を繋ぐ
万華鏡落語の様な構成とは別で
まめ平殿が軸となる催しに是非足を運びたい。
名古屋を盛り上げたい気持ちも我と同じ。



して。
何も無し。。。
嘘じゃ!ワッハハハハハハ
緑君はもう三年の仲
いつも枕で儂を話題に出してくれたり
的確に空気を読み
鋭い言の葉を差し込む達人。
べしゃりも安心して楽しみ聴く事ができる。
緑君は何より野心家故に
ふふ。ただ漏れる覇気が堪らなく好きぞ。


三絃士
杉山殿、伊藤殿
昨年は仲間である馬場殿が単騎出陣であったが
此度はこの二名にて演奏であった。
囃子方とは思えぬ
べしゃりの上手さ、楽屋に交流し
嗚呼。この者達なら事細かに決めずとも
面白くなろう。と直ぐに分かり申した。
腕は勿論のこと、的確な嗅覚で初舞台とは思えぬ
先見の明は数多の戦さ場で鍛えたと確と刮目した!



三味線体験も貴重なもので御座ったし
圧巻の演奏は誠に天晴れ!!!


演武の曲であったり
生演奏で槍舞やろうと打診しておいたぞ!




そして、戦国界に舞い降りた男前
にちりーーーーーーん前田ぁぁぁぁ
こと前田慶次である。



さて、本年も熱き戦であった。
武将隊の看板を背負って戦い続ける
毎年そうなんじゃが
なぬっ?槍を振るう事はない?
べしゃるのみ。
歴史好きが集まるのか?
いえ、歴史全く知らない人が大半です。




壁が高いほど超えた時が気持ちがええ。
どんな戦さ場であろうと
名古屋おもてなし武将隊、前田慶次此処に在り。と知らしめる。


皆楽しめたか?
落語の歴史
怪談の歴史
加藤清正について
怪談話
清正の履歴書、肖像画、物語
曾呂利の物語



我がベシャリ僅か二〇分。
いやー我ながら民と交流して
よく収めた。と思うた次第。
其れも研究生から噺家から託された襷を
確実に届けねばならぬ。




隊やら業界やら関係ない。
皆で一つの舞台を作る。
その思いで戦った。
あれがああだ、こうだとか
んな小さいこと考えてどうする。




此処は芸どころ名古屋。




名古屋から発信する。





我はこれだけ熱き魂と志を持つ仲間たちと
出会えて幸せである。
一緒に戦えたこと誇りに思う。



そして、何より。
足を運んでくれた主等の存在があって
舞台は完成する。





ありがとさん。





必ずこの仲間で再び立とうぞ。
是非、観劇してくれた者達
言の葉を感想を拡散してくれ。




我が日記帳を出汁に使っても良い。
先に繋がる戦働きをば
皆で向かうぞ。




来年必ず、会おう。約束ぞ!






匠は本にかわええ奴よ。


以上
前田慶次郎利益