皆の者達者であるか?
大ふへん者前田慶次じゃ!
我が日記帳開き大義。
先ず持って日ノ本全土が浮雲な雲が天にかかりて、皆の心を揺さぶる最中。
皆案ずるでないぞ。
天がちと傾くことを覚えたにすぎぬ。
すぐさま落ち着くであろう。
ゆるり眠って時を過ごせ。
では、本日も今日は何の日参るか。
題目
一五五九年六月二十九日
足利義輝公より上杉謙信様鉄砲火薬調合書を頂戴。
足利義輝公は室町幕府十三代将軍様に候。
剣客としても有名で、落ちぶれた幕府を立て直しを図り尽力された将軍として知られる。
幕府の力は地まで落ち
各地の権力者が大名として立ち上がる。
その中で幕府は再び力を取り戻そうとしてあり
己らだけでは
解決できる問題ではないと分かっておった為
大名の中でも最強と謳われし
上杉謙信様に願いを出る。
まぁ、媚びたわけじゃな。
その策が鉄砲火薬調合書を伝える事であった。
そんなもん、減るもんでもないし!
と思うたか!?
実は此の調合書は秘伝の書として扱われ
外に口伝は他言無用。
破ってまで伝えた足利義輝公の必死さと
上杉謙信様が如何に影響力があったかを
流石は我が主家、上杉である。
さて。本日は来たる戦
教養講座の軍議を行いて
後に
もしも講座に向け最終備えを図った。
うむ。
そう、太鼓の音を聴くことが叶った!
此れが戦さ場でどう影響するか
楽しみじゃ!!
聞けば、我が出陣する