将軍かく語りき
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初代江戸幕府将軍にして
頭抜けた人気と人徳に狙われる
徳川次郎三郎家康である
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狙撃者は惜しまれつつ
この世を去った
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五月七日
西暦 一六一五年
天王寺 岡山合戦こと大坂夏の陣にて
真田幸村・毛利勝永らが
我が徳川家康本陣を突撃
大野治房は
将軍・徳川秀忠本陣を突撃
徳川方の本多忠朝・小笠原秀政・忠脩父子が
討死する程の激闘の末
真田幸村が討死
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真田幸村信繁
日本一の兵なり
頭抜けた人気と
慕うもの後を絶たぬ人徳で
現世においても大の活躍を祈念す
家康