「かさ」物語



踊舞でございます



本日は織田信長様との名古屋城登城

ご登城くださった皆様方誠にありがとうござりました!


しかし昼からは雨が降ってきてまった


やはり雨が降ると外に出るのが億劫になるのか外を歩く人の姿が減りまするな


しかし傘があるでずぶ濡れになることはないでええがの


そこで本日はちぃと傘のお話をば
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妖怪の中には付喪神なるもの達がおるのをご存知ですかな?

百年経った道具には魂が宿るっちゅうあれですぞ

ちなみにこの百年経つと魂が宿るという話は室町時代に書かれた「付喪神記」の中の「陰陽雑記」に書いてあるそうじゃ


そんな付喪神の中に骨傘(ほねからかさ)っちゅう妖怪がおりまして


古びた傘の付喪神なんじゃが

雨を招くと言われておる鴟吻(しふん)という魚のように骨傘も雨が降ると姿を現すと言われておりまする


雨が降ったから骨傘が現れるのか?

骨傘が現れたで雨が降るのか?


それは誰にも分かりませぬな、、、



ちなみに鴟吻(しふん)っちゅうのは城の天守閣に乗っておる火除けの鴟尾(しび)の元となったとも言われておりまする

鯱が有名だで鴟吻(しふん)は魚と思われておるそうじゃが鳥という説もあるらしい


もし鳥じゃったら名古屋城の上にも金鯱ならぬ金鳥が乗っとったやもしれませぬな!


ちぃと話がずれましたな!


皆様も雨が降ったら骨傘を探して、みてくだされ


もしかしたら皆が持っておる傘も骨傘が化けておる物かもしれませぬな、、
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踊舞