皆の者達者であるか？
大ふへん者前田慶次じゃ！
我が日記帳開き大義。
皆に歴史を伝えて参る
四百年前の今日何が起きたか
題目一五七一年二月五日
細川藤孝が千句連歌会を開催
細川藤孝とは忠興の父君であり
我が友である。
戦国界の超人！
これに相応しき人物である。
文武両道の名将であるは勿論のこと
全てにおいて完璧。
そう現世で申せば
生徒会長で成績全て五の評定にして
部活動で部長を相務め
全国大会優勝の武芸を誇り
何と部活を六つ以上掛け持ちで
全て優勝！
友達は多く全土に其の名を轟かせ
傾奇者から誠実な者、天皇家までと
幅広い交友関係を持つ、家は大金持ち。
周りにおらんだろ？
ワッハハハハハハ
儂も藤孝以外に見たことがない！
多くの大名達も、藤孝に関しては
見る目が違った。
此の連歌における歌の極意を
秘伝されたようで
藤孝が戦で籠城し取り囲まれた際は
天皇家から助けの使者が参った程。
つまり、死んでもらっては困る。
日ノ本の文化を引っ張ってもらう方であると
証明した瞬間であった！
山城国(京都)の勝持寺で千句連歌会を開いた際は
戦国武将だけでなく、貴族の面々も
参陣されたとか。
戦国史の芸事、文化を語る上で
外せぬ男、其れが細川藤孝である！
確と覚えておけよ！
確と覚えておけよ！
では、今宵はもう一項認めて参る。
細川藤孝みたいな男、他の時代にいたか？
知っておる者おるか？？
以上
名古屋おもてなし武将隊
前田慶次郎利益