皆の者達者であるか？
武田軍は陣を構え待ち伏せていたのだ！
大ふへん者前田慶次じゃ！
我が日記帳開き大義。
皆、冬を楽しんでおるか？
冬は御洒落の仕方も多岐に渡り
防寒に気を遣いながらも
如何に己が個性を出すか。。
問われる季節でもある！
黒、灰、白を基調とするのが目立つ
冬であるが、差し色で華やかにする事から
初めては如何であろうか？
御洒落化物前田慶次より。
さて。けふも皆に歴史を伝えて参る。
400年前の今日何が起きたか、、、
此度の題目
1572年12月22日
三方ヶ原の戦い！徳川家康浜松城へ逃げる！
昨日の日記帳にて
三方ヶ原の戦い 前夜編を伝え
此度は決戦！本編となる。
(静岡県民必見！)
天下の武田軍と立ち向かう
徳川織田連合軍は軍議を重ね
籠城策から武田軍の背後を狙う形で
三方ヶ原に出陣。
(家臣の反対を押し切ったらしい。)
ぱからぱから
浜松では珍しく雪が降り
何かを案じさせるような天候であった。
夕刻。
徳川織田連合軍
三方ヶ原に着陣。
ナニっ。
まさかの状況。
背を取るつもりが
万全の構えを見せる武田軍。
思わぬ状況に
不利な形で陣を構えることなり
戦が始まってしまった。
(兵力は定かではないが
武田軍約三万
徳川織田連合軍約一万五千
(内、織田からの援軍が五千)
ドドドォド
ヒュンヒュン
カキンカキン
えいゃー
おりゃー
熾烈な戦い。
一刻(二時間)が過ぎた。。
決着が着いた。
(一刻で終わるのは恐ろしい程早い)
武田軍の勢いは凄まじく
武名は聞き及んでおったが
まさかこれ程の力をとは…
身を以て痛感する徳川織田連合軍。
連合軍の被害は甚大なものであった。
有力武将達は戦場に倒れた。
鳥居、成瀬を始め
家康殿を逃す為、殿を務めた本多忠真は
指物(旗のこと)を両側に突き刺し
これ以上、一歩も退かぬ！
と申して武田軍に突撃し
武士の魂を見せ乱世に散った。
徳川は大切な家臣を多く失った。
徳川四天王である本多忠勝を中心に鬼の殿を務め家康殿は逃げ延びた。
斯様な状況から
武田軍が圧倒的であったのが分かろう。
家康殿は必死に逃げ
武田軍の恐ろしさに脱糞。
戒めるべく其の姿を描かせた！
再び武田家と相見えれば必ず勝つ。
その念を込め門松の竹を斜めに切り並べた。
此れは
竹(武田家)を必ず斬る！と意味を込めた。
今では門松が斜めに切られ飾られるのは
ここから始まったとされる。
天下人徳川家康にとって
人生最大の危機であったと言える
三方ヶ原の戦い。
其処から何を学んだか…
失敗から多くを学び
乱世を生き抜く
勝ち取る生き方を家康殿はした。
故に天下人となったのだ。
負け戦からから勝ちは学べる。
我も勉強させてもらった。
そして。此処で終いでも良いが…
前田家としては終われぬ。
この日
天下泰平の為命を散らした前田家がおったことを
伝える。
其の名を
佐脇良之
叔父貴の弟である。
信長様の小姓として仕え赤母衣衆として活躍。
戦場を転々とし
良之は三方ヶ原の戦いに馳せ参じる。
そして討死した。
前田家よ一人が尽力したこと
皆に伝えるべく此度認め申した。
徳川にとっても
前田にとっても
今日は特別な日である。
以上
名古屋おもてなし武将隊
天下御免ノ傾奇者
名古屋城検定戦伝大使
前田慶次郎利益
凸伝令
我が戦の数々確認せよ！
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手にして全編刮目せよ！
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出演：名古屋おもてなし武将隊
主催：CBCラジオ
お問合せ先：CBCラジオ 代表電話（052）241-8111
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戦国音絵巻 月曜21時より放送
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