陽射しの強さで



一皮向けた。



はい。





皆お疲れさん。加藤清正である。




さぁ、此度は待ちにまった日




御披露目式


様々な憶測があったが(6メートルの女子等)



甦った



その男の名は!




太郎(やたろう)







えびも驚く大きな目





儂とはまた違った眼力がある。




かつて豊臣軍に属しておった哉太郎





豊臣家家臣の儂としても嬉しい。




儂との戦いぶり





誠に天晴れであった。握力の鍛練はまた指南してやる。




そして、漸く陣笠隊が勢揃い。






我等名古屋おもてなし武将隊十人全員集合。






新たな名古屋おもてなし武将隊である。





太鼓の進化。




新たな試み。





我等は更に前へと進んで参る。








新掛太鼓。如何であったか?





儂も此度は普段以上の気合い気合い故か名城の舞の際に前腕の籠手紐がはち切れるで挑んだ。





哉太郎にとって






此度は一生忘れぬ記憶に残るであろう。





昨年記憶を無くし甦った儂がそうであったかのように。





此れから様々な苦難、試練がお主を待っておる。





苦しい時は儂が手を引っ張ってやる。






儂も当初は陣笠隊に世話になった。





今度は儂が支える番。




まあ、普段は身の回りの世話はしてもらうが。ふふ。




儂は、恩は忘れぬ。




それは今まで出会った現世の民にしかり




一期一会の中で我等と交流を深めてくれた者達との思い出は




忘れない様にしておるつもりだ。




哉太郎にも、一期一会を大切にし現世の戦を共に戦い抜いてもらいたいと思うておる。




感謝の気持ちを心の底に必ず持て。





皆此れからも哉太郎を含めた新たな名古屋おもてなし武将隊を宜しく頼む。


此度登城してくれた者。


叶わずとも気を飛ばしてくれた者。



誠に



有り難う。




まだ明日の名古屋城の演武もあるでな!



皆々待っておるぞ!




美味い酒も飲めた。




気持ちよく寝て明日に備えるか。





最後に




哉太郎の第一印象を此処に綴ってくれ。






では、おやすみ。






良い夢見ろよ。